私が2021年に何回か購入した米国ETFの、2021年の成績を振り返る企画第4弾です。
あっという間に3月になってしまいましたが、これが最終回です。
前回はYYYの1年間の成績をまとめました。
今回は、QYLDについてまとめておきたいと思います。
QYLDの購入履歴
2021年に私が購入したQYLDの履歴が以下の表です。
購入月 | 数量 | 数量 合計 | 単価 (ドル) | 価格 (円) | 購入単価 (円) | 加重平均単価 (円) |
2021/08 | 10 | 10 | 22.71 | 24,991 | 2,499 | 2,499 |
2021/09 | 90 | 100 | 23.09 | 230,640 | 2,563 | 2,531 |
2021/10 | 100 | 200 | 22.64 | 260,418 | 2,604 | 2,555 |
2021/12 | 100 | 300 | 22.29 | 254,061 | 2,541 | 2,552 |
ご覧のとおり、8月から10月まで3ヶ月間連続で購入し、11月を空いて12月に追加購入しています。
毎月配当かつ高配当のYYYを2021年の6月から購入し始めておりますが、似たような「毎月・高配当」という条件で、かつYYYよりも(当時は)利回りが高く、コールオプションの取引による差益という面白い仕組みだったので、購入しました。
初月の8月は10単元で様子見をしてますが、翌月9月に90単元買って合計100にして、10月・12月も100ずつかって合計300です。
下の図は、購入数や単価をプロットしたグラフです(ドルベース)。
棒グラフが数量で、線グラフが価格です。
9月に一回価格が上がってますが、以降は下降線です。
「インカムゲインが大きいけどキャピタルロスも大きくてトントン」というYYYと同じ結末を迎えそうな気配が濃厚です(笑)。
QYLDの配当履歴
QYLDの配当履歴を見てみましょう。
配当金支払日 | 数量 | 配当 | 配当金(ドル) | 配当金(円) |
2021年8月31日 | 10 | 0.188 | 1.37 | 204 |
2021年9月28日 | 100 | 0.190 | 13.71 | 2,092 |
2021年10月26日 | 200 | 0.197 | 28.30 | 4,436 |
2021年12月1日 | 200 | 0.225 | 32.29 | 5,042 |
QYLDは毎月配当です。
が、表の配当金支払日には11月がありません。
これは10月までおおむね月末に支払日来ていたのに対し、次の支払日が12月1日と月初に来ているためです。
これはまぁ、私が分配基準日ベースでなく、(現地)配当金支払日ベースで計算していることも影響しています。
一貫して1単元あたりの配当額は微増していますが、これはさらに過去の履歴見ると、たまたまこの期間だけそうなっているだけでした(2021年7月は1単元あたり0.222の配当)。
私が最初に購入した8月以降、2021年は全部で4回の配当がありましたが、4回の配当合計は75.7ドルでした。
下の図は、QYLDの保有数量と1回あたりの配当をプロットしたグラフです。
おおむね購入数量と1回あたりの配当が相関しています。
下の表は直近4年間のYYYの年間配当合計です。
年 | 配当合計 |
2018年 | 2.47816 |
2019年 | 2.3294 |
2020年 | 2.480405 |
2021年 | 2.58102 |
ご覧のとおり、毎年2.4ドル程度、月平均で0.2ドル程度で推移しています。
ただ、今回の集計には入っていませんが、直近2022年1月の配当金は0.499と、実に2倍以上の配当でした!
私にとってはかなりのポジティブ・サプライズでした☆
QYLDの2021年末資産評価額
最後に、QYLDの年末の資産評価額を見てみましょう。
まずはドルベースから。
銘柄 | 保有数量 | 取得単価 | 現在値 | 取得金額 | 外貨建評価額 | 外貨建評価損益 |
QYLD | 300 | 22.19 | 22.78 | 6,834.00 | 6,657.00 | -177 |
続いて日本円ベース。
銘柄 | 保有数量 | 取得単価 | 現在値 | 取得金額 | 円換算評価額 | 円換算評価損益 |
QYLD | 300 | 2,572 | 2,552 | 771,600 | 765,754 | -5,846 |
ドルベースだと177.0ドル、円ベースだと5,846円の含み損が出ている状態です。
円ベースは為替差益に助けられていますが、ドルベースだとちょっとマイナス幅が広がります。
ということで、2021年は配当の合計が75.7ドルと、評価損の177.0ドルで合計101.3ドルのマイナスでした。
ううーん、やっぱりマイナスかぁ。
こっからさらに税金を取られているので、確実にマイナスですね。
まぁでも購入開始が一番遅かったので、仕方ない面もあるかなぁなんて思ったり(笑)。
とりあえず2022年もホールドしてキャピタルゲインとインカムゲインの差を見てみたいと思います。
^U^
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ひとことポイント
・2022年もプットオプション取引が活発でありますように
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