【たぱぞうさん】【おけいどんさん】タイトルで評価激変?40代著者の資産形成本2冊をレビュー

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今回はアラフォーの私が最近読んだ、同じ40代の著者が書いた資産形成本2冊のレビューをしたいと思います。

本の表紙を見るとわかりますが、ぞうさんときりんさんの本です(笑)。

驚くほどあっさり読める!たぱぞう氏の初心者向けの米国ETF投資本

1冊目は『図解でよくわかる たぱぞう式米国株投資 ~目指せ! 資産1億円!』です。

著者は40代の執筆時現在、数億円の資産を築く有名ブロガーさんです。

前回ご紹介したリベシティにも専用ルーム「【講師】米国株たぱぞうさん相談室」を持っていらっしゃいます。

この本の特徴は、とにかく読みやすいことです。

内容的には初心者向けに投資のイロハから教えてくれる入門クラスのものになっています。

想定読者は投資未経験20代から30代前半くらいでしょう。

マンガのプロローグとエピローグがあってとっつきやすいです。

「投資こそ最大の防御」ということで、守り(貯蓄)だけでなく攻め(投資)の必要性を説いています。

その中でも、基本は米国ETFへのドルコスト平均法による長期分散投資を勧めています。

理由は、『素人が手間暇をかけずにお金を増やし、安定的な不労所得を獲得するためには、米国株投資がもっとも簡単で確実な方法だから』とのこと。

投資先として①人口の増加②GDPの成長③法制度の成熟度④信託報酬の安さという4つの観点からの評価を行い、唯一すべて揃っているのがアメリカである、としています。

さらになぜ貯蓄ではダメなのか、なぜアメリカの株なのか、なぜ外貨預金は微妙なのか、なぜデイトレードは危ないのかについて、詳しく解説しています。

またNISAやiDeCoについても解説していますし、投資のタネ銭を作る(支出の見直し)ことにも紙面を割いています。

わたくしの個人的な感想としては、ほとんどすでに知っていることが書いてあるので、特に目新しい発見はなかったですが、「自分のやり方は間違ってない」と再確認できた本となりました。

タイトルにやられた!おけいどん氏のFIRE本

2冊目はおけいどんさんが執筆した『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』です。

この本はアマゾンレビューでもズラリと星1つが並んでいたりしますが、まぁ、残念ながら納得かな…。

アマゾンのレビューでは「内容が薄い」という理由で評価が低いのですが、私は評価が低くなる元凶の半分はタイトルだと思います。

「40代でも遅くない」とあるので、アラフォーの私世代でも十分役に立つ資産形成術があったり、本人も40代で投資に目覚めたのかなと思いました。

FIRE本というのは「RE(アーリーリタイア)」というだけあって、圧倒的に若い著者の本が多いです。

だいたいが30代前半くらい。

新卒から目覚めて10数年間、節制した生活をする人が多く、ミニマリストが多いのも特徴です。

つまり30代中盤から投資を開始して、アラフォーになってから投資活動を本格化したそこそこのお金と場所を取る趣味(=レゴ)がある私には、あまり当てはまらないことが多いのです。

でもおけいどんさんは、47歳で資産1億円になり、FIREを達成したという記述から推察するに、2021年現在でアラフィフに近い40代の後半でしょう。

ですので、何か親近感を感じて著書を読み始めました。

が、読み進めるうちに、結局本人は40代以前に株式投資を始めていたことがわかりました。

著者は30代後半にアーリーリタイアを志しましたが、若いころから投資はしており、40歳ですでに6,000万円の資産を持っていたとのことです。

え、6000万?

40歳にしてすでに立派な資産家ですよそれ。

おまけに実家暮らしで未婚、子供もいらっしゃらないとのこと。

おーなるほどなるほど(笑)。

「40代後半で1億円達成」の前提条件があまりにも特殊過ぎです。

私のような40代で子持ち世帯などの方には、決して参考にならないのではないかと感じました。

ただ、おけいどんさんはサラリーマン生活を25年、最高年収460万円だったとのことで、かなり苦労してお金を貯めたことがうかがえます。

ですので、読者の方がまだ20代前半で給与もあまり期待できず、結婚願望も今のところない、なんていう場合には参考になるかもしれません。

とにかく40代に期待させる「タイトル」が悪いと思いました。

この辺は部数を気にする編集側の入れ知恵だったのかなと思ったり(笑)。

余談:資産形成の意味

最近、支出の最適化をしながら思うのは、家計の中の、すべての項目についてケチケチしていたら、生活がみすぼらしくなって、心もすさんでいくだろうなということです。

人間はただ息をするためだけに生きているわけではありません。

また、老後のみをエンジョイするためだけに生きているわけでもありません。

お金を持って死んでも、相続以外では意味がありません。

やはり、人間には潤いが必要です。

よって私は、「今使うお金」と「将来のためのお金」のバランスが大切だと考えています。

私は趣味がレゴですので、場所とスペース(とお金)をけっこう取ります。

それでも、今が楽しい、と思える瞬間がやっぱり必要だし、人生を楽しむこと以外に人生の意味ってないよなぁと思ったりします。

そのためにも削るところは削るし、ぜいたくに使うところは使う。

そういう意味では、三菱サラリーマンさんが節約とか倹約という言葉を使わず、「支出の最適化」とい言っているのはいいなぁといつも思います。

^U^

ひとことポイント

・たぱぞうさんとおけいどんさんの本の紹介だったけど、結局最後は三菱サラリーマンさんへの言及で締めた(笑)

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