現代のWebサービスの収益化法5つ

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ふと、本業でも副業でも、何かビジネスをやろうとも思ったら、今の時代、とりあえずWebサービスの収益化方法は賢く選択できる方が良いだろう、と思うにいたりました。

ということで、今回は、Webサービスで収益を上げる方法を5つに分類してみました。

Webサービスの収益化法5つ
  • フリーミアム
  • お試し期間無料
  • 完全無料(広告有)
  • サブスクリプション
  • 売り切り

サラリーマンの労働対価ってサブスクリプション型なのかな?と思ったり。

フリーミアム

1つ目はフリーミアムです。

フリーミアムは「フリー」と「プレミアム(特別)」をつなげた造語です。

これは、基本サービスが無料だけど、特別なサービスを使おうとすると課金になるというビジネスモデルです。

サービスによってはアップグレードと呼ばれます。

スマホのゲームは圧倒的にフリーミアムが多いですね。

アイテム課金とか、レアキャラ目当てのガチャとか。

とにかくユーザー数をかき集めたいときに有効な戦略です。

逆に言うと、課金ユーザー数は数%なんてザラですので、ユーザー数をかき集めないとビジネスになりません。

スマホゲーム、特に対人戦ゲームでは、課金ユーザーより相対的に不利な無課金ユーザーも大量に集めて、課金ユーザーに優越感にひたってもらわないとビジネスならないので、この収益化法が取られています。

ゲーム以外でもEvernoteとか、WordPressとか、かなり多くのところで使用されている王道の方法ですね。

お試し期間無料

2つ目は、お試し期間無料です。

これは7日間無料、とか1か月間無料とか、ある一定の期間を、そのサービスの評価期間として無料にするものです。

とにかく良いサービスで自信があるから使ってほしい、という場合に採用されます。

ユーザーにとって新しいサービスである場合、使ってみないとわからないことが多いので、そういうケースでは特に有効です。

そのお試し期間内にユーザーを魅了してロックインできれば勝ちです。

Huluのような動画サービスとかAmazon Audibleのような耳で聞く本のサービスとか、メディア関連で大量のコンテンツを持っているタイプのサービスに多いです。

完全無料(広告有)

3つ目は、完全無料のサービスです。

基本的にサービスを使うのは無料ですが、どこかに広告が入ったりするものです。

つまりサービス提供者にとって、一般的なユーザーとお金を払う人が分離します。

この方法は、ネットワーク効果により、とにかくユーザー母数が大きければ大きいほどサービスの利便性が高まるようなビジネスに有効です。

たとえば、TwitterとかFacebookとかですね。

ユーザーはタダでサービスを使えるし、サービス提供者はユーザーが多ければサービスとして魅力的になるし、広告主も多くの人に広告が見てもらえるので、みんなハッピーになれるわけです。

GAFAのうち、GoogleやFacebookなどのプラットフォーマーはみな、これで伸びました。

サブスクリプション

4つ目はサブスクリプションです。

これは月額制などで、決まった期間ごとに定額料金を支払うタイプです。

ユーザーが必要な期間だけ契約すればいいので、ユーザーの購買に対する心理的ハードルを下げる効果があります。

AdobeのPhotoshopなどのアプリケーションはかつて、パッケージのソフトウェアとして店頭に並ぶ売り切り型でしたが、近年サブスクリプション型に切り替えて、売り上げを伸ばしています。

心理的ハードルが下がっているとはいえ、初回の購買が一番ハードルが高いのは事実ですので、フリーミアムやお試し無料を組み合わせて使われることが多いです。

売り切り

5つ目は売り切りです。

最近は、ウェブサービスではあまり見ないですね。

WordPressの有料テーマなどは売り切りで販売していますね。

返金保証とかディスカウントで購買のハードルを下げる対策を取っていることが多いです。

サポートは別途有料の場合もありますが、これは売り切りとサブスクリプションの混合型ですね。

あと、情報商材という、あやしい商品も、やたらハデな宣伝文句に割引特価などの文字を織り交ぜた売り切りが多いです。

まぁ中身が情報ですので買い上げてもらう必要があるというのと、半ば詐欺に近い商法なので売り切りなんだと思います。

情報商材はちまたにあふれていますが、騙されないよう注意してください。

今の世の中、ちょっと探せば完全無料でも手に入る情報がいくらでもあります。

自分のビジネスに最適な選択肢を選ぼう

さて5つの方法を見てみました。

なんとなく、ユーザーとしては完全無料型がありがたい気がします。

が、正しい選択肢は、サービスの内容やターゲットによって異なるでしょう。

場合によっては複数を組み合わせる案もあります。

Webサービスでビジネスを始める方は、よくよく5つの選択肢を比較検討してみましょう。

^U^

ひとことポイント

・自分のWebサービスにあった収益化法を選ぼう

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