【外国税額控除・ふるさと納税】マイナポータル連携を活用したe-taxによる確定申告をしました

tax return 03.お金

2022年、生まれて初めて確定申告をしました。

アメリカ駐在中はタックスリターン(アメリカの確定申告)が必須だったのでやったことはありましたが、給与所得だけで暮らしているサラリーマンな私は、日本では初めてでした。

今回、マイナンバーカードを活用したマイナポータル連携だとデータ入力の手間が減るというのを知って、それにトライしてみました。

が、大げさな表現ではなく、本当に「100回くらいマイナンバーカードを読み込んだんじゃないか」と思うくらいあっちへ行ったりこっちへ行ったりの試行錯誤の末、やっと確定申告が完了したという次第です。

ということで今回は、マイナポータル連携を活用したe-taxによる確定申告について、「おそらくこういうフローが正しかったんじゃないか」という経験の備忘録を記しておきたいと思います。

今回確定申告した理由

さてそもそも私が確定申告をした理由ですが、大きく分けて2つあります。

理由の1つは、米国株&ETFの配当に関する「外国税額控除」です。

もう1つは、ふるさと納税による「所得税の還付」と「住民税の控除」が目的です。

確定申告の対象
  • ①米国株&ETFの配当に関する「外国税額控除」
  • ②ふるさと納税(寄付金控除)による所得税の還付と住民税の控除

2021年に本格的に始めた米国株&ETFは、高配当株を中心に運用しています。

高配当株は配当が多くて魅力的ですが、そこからけっこうな額の税金が毎回引かれています。

具体的には10%の外国税と、さらにそこから日本国内でも20.315%の税金ですが、これは配当に対して2つの国で課税されるという二重課税状態です。

毎回ボディーブローのようにちょっとずつ利益を奪っていく税金を取り戻すべく、今回は確定申告をしようと思いました。

ふるさと納税については、「ワンストップ特例」も活用できたのですが、ワンストップ特例を活用するための条件として、「ふるさと納税の他に確定申告をする理由がない」という条件がありました。

私は外国税額控除で確定申告をすることにしたため、連鎖的にふるさと納税も行うことになった感じです。

ちなみに、もともとはふるさと納税についても確定申告をすると、所得税と住民税の双方から還付・控除を受けられてお得なのかな、と思っていました。

しかし、調べてみた結果、ワンストップ特例でも控除先が住民税だけになるだけで、金額的には原則として差がない、ということがわかりました。

「マイナポータル連携したe-tax確定申告」のたぶん正しいフロー

私は今回初めての確定申告でしたので、どこから初めていいかよくわからず、とりあえず国税庁のHPに行くところから始めました。

その後も色々な方式があったりマイナポータルに先に連携しなければいけなかったりと色々なサイトに飛びながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてグルグルと試行錯誤していました。

その間、マイナンバーカードを使った本人認証を何度も行っており、本当に冗談抜きで数十回は本人認証をしていると思いますし、さらにマイナンバーカードの読み取りに至っては、読み取り精度の低さも手伝って、100回くらいやっていると思います(笑)。

本当、何回この作業やらせるんだよと思うくらい、ずっとマイナンバーカードを読み取ってました。

そんな試行錯誤の末にたどり着いた「マイナポータル連携を活用した場合のe-taxによる確定申告」の、おそらく正しい(=最短の)フローを書き起こしてみました。

なお前提条件は以下のとおりです。

前提条件
  • 「SBI証券」、「さとふる」からマイナポータル(e-私書箱経由)でデータを取得する
  • スマホによるマイナンバーカード認証(2次元バーコード)を行う
  • 大部分はパソコンで作業する(一部スマホで作業する)
マイナポータル連携を活用した場合のe-taxによる確定申告

以上が、ざっくりとしたマイナポータル連携を活用したe-taxによる確定申告の流れです。

この間、何回もマイナンバーカード認証を求められます。

最後の確定申告の画面で還付金額の見込み額が表示された時の達成感がハンパないです(笑)。

とにかくやっている最中はあっちこっち行っていてうるおぼえの部分もあるので、手順が間違っていたらごめんなさい。

確定申告の失敗談を一つ

さて上記のように確定申告をした私ですが、1つ失敗したことがありました。

失敗というか、やらなくてよかったのに苦労してやったことですね。

それは、SBI証券とのマイナポータル連携です。

私は外国税額控除にもSBI証券のデータ連携が有効かと思ったのですが、そんなことはありませんでした。

何のことはない、外国税額控除の申告は手打ちでした。

SBI証券のデータは所得の申告側には反映されるのですが、控除側の外国税額控除には反映されないため、使えませんでした。

私は特定口座による源泉徴収で源泉分離課税を選択しているため、所得側で使う情報はありませんので、連携した意味もなく、当然ながら申告する金額もゼロになるので、わざわざ連携したデータを消去しました。

まあ、いい経験にはなりました。

来年は外国税額控除にもデータが使えるようになっているといいなぁと期待しておきたいと思います。

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ひとことポイント

・今回で初期設定は終わったので、来年はもっと楽になっていると信じたい…

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