本日もようこそ、Uです。
今日は、思考力の鍛え方をひとつ、ご紹介します。
簡単に言ってしまうと、「世の中のニュースを見て、自分なりの意見を考えて、後で答え合わせする」というものです。
「考える力」を磨く３つの手順
「考える力」を磨くために、以下の３つの手順をバンバン高速で回していきます。
ニュースを見て、テーマと情報を収集
まず、自分の関心があるテーマのニュースをざっとチェックし、気になる見出しのニュースがあったら、その記事を読みます。
関連する情報を収集して、そこから浮かび上がるテーマを考えます。
テーマは「リモートワーク」とか「年金問題」くらいのそこそこ大きいものでいいと思います。
あまり大きすぎると考える範囲も広がり、検証にも時間がかかりますが、小さすぎると関連するニュースがなかなかでてきませんので、ほどほどの大きさにします。
得られた情報を基に、今後の世の中の動きを予測
得られた情報を基に、「今後の世の中の動き」について、自分なりの仮説を立ててみましょう。
「今、新型コロナウィルスの影響で○○は○○になっているから、これからは○○が流行るに違いない」とか、「○○が開発されたから、今後は○○主体の世の中になっていく」というような具合です。
自分の「主張」と「理由」、「根拠」の３つをセット考えましょう。
ニュースで探すのは、主に根拠の部分です。
自分なりの主張と理由は自分で考えてみましょう。
例として、私が立てた仮説を一つ挙げます。
これは、新型コロナウィルスの影響でリモートワークが普及したら、郊外の飲食店とかが活性化するだろうな、という予測です。
自分の意見を表明する
自分の意見を表明しておきましょう。
頭に思ったことを、キチンとアウトプットしておくことが重要ですので、表明の場は何でもいいです。
Twitterでもいいですし、ブログでも、友達に話すでもかまいません。
これをすれば、他人からのフィードバックや反対意見を聞くことができて、より思考が深まる可能性もあります。
どうしても人に見られたくなかったら、スマホのメモ帳に書いておくでもかまいません。
結果を確認し、なぜ、そうなったのかを分析する
自分の表明した仮説を頭の片隅におきながら、折に触れて関連するニュースを確認します。
自分の仮説があってそうであれば、理由の部分もあっているのかを確認しておきましょう。
別の要因で主張が正しくなった可能性もあります。
自分の仮説どおりになっていなかったら、どうしてそうなったのかを分析します。
この振り返りと原因分析はかなり大事です。
これやらないと、いつまで経っても思考のレベルが上がりません。
「思考のサイクル」を回して得られる効果
情報収集力が身につく
思考のサイクルを回すようになると、主体的にニュースを集めるようになります。
自分の中で、情報感度の高いアンテナが立ちます。
そうすると、日々のニュースを漠然と眺めるだけでは得られなかった、重要な事実や違和感に気づくことができます。
分析力が身につく
独自の目線で物事を見られるようになります。
自分の気になることの積み重ねが、自分の個性を作ります。
そこを追求すると、どんどんオリジナルな目線が研ぎ澄まされていき、他者と異なる分析ができるようになります。
ロジカルな思考力が身につく
「主張」、「理由」、「根拠」の3段ロジックで物事を考えていると、ロジカルに物事を整理して結論を導く力がつきます。
これができると、日々の判断が明確に、かつ迅速にできるようになります。
自分の意見を持つようになる
「情報収集力」と「分析力」と「思考力」が合わさると、自分の意見が持てるようになり、まともな議論ができるようになります。
自分の頭で考えないと、思考の軸ができないので、まわりの意見に流されてしまいます。
仕事をする上でも、人生を豊かにする上でも、自分なりの意見を言えることは、非常に大切なことです。
小さい未来から予測しよう
小さい未来から予測しよう
初めのうちは、小さい、ちょっと先の未来からでいいと思います。
大事なことは、小さく、素早く、思考の実験を繰り返すことです。
長いことうんうんと唸りながら熟考することも時には重要ですが、まずは高速で思考を繰り返す方が、レベルアップは速いです。
失敗や批判を恐れるな
Twitterやブログとかで意見表明すると、もし間違っていたら批判されるんじゃないかと思うかもしれません。
ただ、「つたない考えかなぁ」、とか「バカだと思われたら恥ずかしいなぁ」とか気にして何もしなかったら、いつまでたっても成長できません。
世界の明日を背負って立っているわけでもないシロートに、自尊心はジャマです。
というか世界の明日を背負って立つこともあるかもしれないから、今のうちに練習しておきましょうよ。
…という私の考えでした。
^U^
ひとことポイント
・意見表明と答え合わせの思考実験を高速で回そう
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