本日もようこそ、Uです。
新型コロナウィルスが流行っている昨今、世の中の常識がどんどん変わるであろうと感じ、改めて堀江貴文さんの『多動力』を読み返したくなりました。
ということで、本日は「多動力」についてのお話をします。
いわゆる書評に近い内容ですが、私の中ではバイブル的な扱いになっているので、一回で全てを網羅することはできません。
今日は『多動力』の圧倒的なわかりやすさ、影響力を持つ理由について、お話をしたいと思います。
多動力とは
他動力とは、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる力のことです。
著者の言葉が一番わかりやすいので、本からの引用をします。
”これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。”
”インターネットがすべての産業を横串で刺し、あらゆる仕事の基幹システムになるだろうと確信した。その理由は、インターネットというものが「水平分業型モデル」だから。”
”あらゆる産業のタテの壁が溶けていく、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」。そして「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。”
出典:他動力
多動力がわかりやすい理由
多動力がガツンと、でもスッキリと入ってくるのは理由があります。
それは、明確なディベートにおける三角ロジックを持っているからです。
基本的に、人を説得する力を持つ意見というものは、次の3つを持ちます。
①自分の主張
②理由(ロジック)
③根拠(実体験/データ)
多動力を例にとるとこうなります。
①主張:これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ
②理由:インターネットが「水平分業型モデル」であるため、あらゆる産業のタテの壁が溶けていく、インターネット時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」で、越境者に必要な能力が多動力だから
③根拠:1996年のオン・ザ・エッヂ設立以来の圧倒的な経験値
②の部分は、「理由の理由」というネスト構造になっていますが、ざっくり言うとこんな感じだと思います。
堀江さんは③の根拠が、圧倒的な実体験、心理学的アプローチなので私が好きなメンタリストDaiGoさんはデータ、という場合が多いです。
根拠となる実体験が、たまたまやったらそうなったレベルだと、主張の論拠としては弱いですが、堀江さんはものすごい質と量の経験をしているので、意見が強いのだと思います。
堀江さんの本はいつもそうですが、『他動力』には、やるべきこととやるべきではないこと(主張)が、ハッキリとロジック(理由)や実体験(根拠)と共に記してあるのです。
だから、常識と異なることが書いてあてもわかりやすいのです。
<やるべきことの例>
・見切り発車する
・サルのようにハマり、鳩のように飽きる
・たまに手抜きをする
<やるべきではないことの例>
・経費精算
・電話とかける/取る
・誰とでも無難に付き合う
著者の魂を取り込む
本は読んで終わり、ではいけませんね。
堀江さんのような師匠の主張は、自分のビリーフとして取り込んで、実践していかなくてはいけません。
師匠のビリーフを自分に取り込む方法は、以前ご紹介しました。
「ピンチはチャンス」と良くいいますが、こんな時だからこそ、何か新しいこと始める好機なのかもしれません。
^U^
ひとことポイント
・ピンチの時こそ「多動力」を発揮して何かをはじめよう
コメント
[…] ・新しいことを色々やるためのコツを知りたい […]