「ウィズGAFA戦略」はデジタル時代のライフ・シフトに必須

gafa service01.ライフ・シフト

本日もようこそ、Uです。

新型コロナウィルスにより、世界の人々が働き方をリモートワークにシフトさせました。

多くの産業がコロナにより大きなダメージを負っていますが、リモートワークに必須のデジタル・サービスを扱う企業にはむしろ追い風になっています。

この追い風を受け、GAFAMicrosoftのようなテック・ジャイアントのサービスはさらに浸透してきています。

今後、ますます拡大するであろうGAFAのサービスと、私たちはどう付き合っていけばよいでしょうか。

そんなことを、今日は考えてみました。

ということで今回は、「デジタル時代のGAFAとの共存戦略」についてお話をしたいと思います。

GAFAが次々にリリースする便利なサービス

ちょっと前に、こんな記事がありました。

Web会議サービス「Google Meet」が誰でも無料に
Googleが、これまでG Suiteユーザーにのみ提供してきたWeb会議サービス「Google Meet」をGoogleアカウントを持つすべてのユーザーに5月上旬から無料で開放する。9月30日までは無料版でも時間制限なしで100人まで参加可能だ。

Googleが、もともとビジネスユーザー用サービスであった、リモートワークに必須のビデオ会議機能を、Googleアカウントを持つ一般ユーザーにも、無料で提供するというものです。

2020年4月末の発表なので、Zoomのサービスが、これまでビデオ会議をやったことのないユーザーにも注目され始めた頃でしたが、Googleはこういうのをやるときはスピーディーです。

まぁ、もともとあった機能を一般ユーザーに無料で開放しただけですからね。

GAFAはこのほかにも色々な便利サービスを継続的に提供しています。

たとえば、Googleは少し前から「Google Assistant」の中に、同時通訳モードを追加しています。

Googleアシスタントの「通訳モード」がiPhone・Androidで利用可能に - Engadget 日本版
これまでスマートスピーカーとスマートディスプレイ限定だった、Googleアシスタントの「通訳モード」がスマートフォン向けに解禁。AndroidおよびiOSのGoogleアシスタントで使えるようになりました。 通訳モードは、Googleアシスタントで「日本語から英語に通訳して」などと話しかけることで利用可能。その後、日...

また、GAFAではないですが、MicrosoftはPowerPointでのプレゼンテーション中に、プレゼンテーターの言語を多言語に翻訳して字幕に表示する、「プレゼンテーション・トランスレーター」というプラグインを出しています。

Microsoft、パワポのプレゼンを通訳・翻訳する「Presentation Translator」を一般公開/“Microsoft Garage”プロジェクトの一環。異なる言語での質疑応答も可能
 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Microsoft PowerPoint」向けのアドイン「Presentation Translator」を一般公開した。本アドインは“Build 2017”カンファレンスでデモされていたもので、プレゼンテーションを同時通訳したり、ライブ字幕を表示す...

これはリリースが2017年で、だいぶ前から実装されている機能となります。

GAFAの新サービスは「人」も「他の企業」をも代替する

GAFAやMicrosoftが便利な機能を無料でバンバン出すと何が起こるかというと、そこを主戦場としていた人や他の企業が大きな影響を受けるわけです。

ちょっと前のひと頃、「アマゾン・エフェクト」という言葉が毎日のように新聞に踊っていました。

Amazonが新サービスをリリースすると、そのサービスに関連する業界の株価が下がる、もしくはその産業が壊滅的な打撃を受ける、という意味です。

Amazonは特に、従来の産業を代替するようなコンシューマー向けのサービスを展開しているので、GAFAの中でも既存の産業と直接競合になりやすく、この言葉ができたのだと思います。

ただ、デジタル系の新サービスを世に送り出すスタートアップ、特にB2B系のスタートアップは、むしろGoogleやMicrosoftのビジネスユーザー向けサービスが脅威でしょう。

先ほどの例で言えば、Google MeetがZoomの競合になるようなケースです。

Zoomはすでに、もともとビデオ会議をするビジネスユーザー層には浸透していましたし、NASDAQに上場済みですので、Googleとも戦う体力はあると思います。

が、もっと小さい、アーリーステージと呼ばれる、比較的小さなスタートアップで同じようなサービスを展開している企業はごまんといるわけで、こういうところはなかなか大変です。

ある業界に特化したビデオ会議サービスとか、少し色をつけて差別化しようとしてはいますが、GAFAのサービスが一度広がってしまうと、巻き返しは厳しいでしょう。

GAFAはサービスをフリーミアムや完全無料で提供する体力とビジネスモデルを持っています。

戦う前から完全に勝負が決まっています。

GAFAと競合するスタートアップは①GAFAより先に市場を取るか②GAFAにM&AでExitするか③GAFAが注目しない、ものすごくニッチなマーケットだけを狙うかをする必要があります。

また、GAFAのサービスを「なりわい」にしていた人への影響も甚大です。

先ほどの例でいう、Google Assistantの通訳モードは、ポケトークとかの通訳ガジェットも関係しますが、通訳を仕事にしている人にも大きな影響を与えます。

何と言っても無料ですからね。

多少の不具合は目をつぶってもいい、という場面では、無料サービス一択でしょう。

そうしてどんどんサービスが使われて、GAFAにデータが蓄積されていき、サービスが改善されて、ユーザーはますますGAFAのサービスにロックインされるわけです。

デジタル時代のウィズGAFA戦略は「波にあらがわないで乗ること」と「天気予報を見ること」

さて、私たちはこうした時代に、どう動くべきでしょうか。

答えは簡単で、「大きな波が来たらあらがわずに、逆に乗ってしまうこと」です。

これが基本戦略です。

波に突っ込んでいけば溺れてしまいます。

GAFAのサービスと親和性のある産業で働いている、転職をする予定という方は、少し戦略を見直した方がよいでしょう。

ただ、正直なところ、このビッグウェーブが、いつ、どこに来るかわかりません。

ある日突然、関係ないと思っていた自分の働く産業にくるかもしれません。

ですので、波が来るのを待つのみでなく、少し予測することも必要になってきます。

戦略2つ目は、「波を予測するために気象情報を見ること」です。

といって、GAFAが次に何を狙っているか、想像するのはなかなか難しいです。

ただ、方法はいくつか考えられます。

・GAFAが出願する特許から戦略を読み解く

・イベントの講演や年次総会の場で語られる未来から推論する

・CB-Insightのようなテックジャイアントの動向を追うリサーチ会社のレポートを確認する

ここらへんのことを実践すれば、ある程度はGAFAの進む先が見えてきます。

そうは言っても、ここまでやる一般の方って、そうはいないでしょう。

ですので、私のオススメは、テック系の記事をアップしているサイトを定期的にチェックすることです。

私がよく見ているのは、ニュース性が高くエンジニア向けの「TechCrunch」と、エンターテインメント性が強く、アーリーアダプター向けの「Gigazine」です。

1.テック系サービスやスタートアップの動向がわかる「TechCrunch」

TechCrunch Japan
TechCrunchはスタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアです。日本版TechCrunchは海外版記事の情報だけではなく、日本独自の視点からも情報を発信しています。

2.ガジェットやユニークなサービスが追える「Gigazine」

GIGAZINE(ギガジン)
日々のあらゆるシーンで役立つ情報を提供するIT系ニュースサイト。毎日更新中。

あとは半年に一度くらい、テック系サービスをまとめたムック本を眺めてみるのもアリです。

この世界は、どんどん変わっていくので、定期的に脳内情報をアップデートしていかないと、時代に乗り遅れること間違いなしです。

波に飲み込まれないようにしましょう。

^U^

ひとことポイント

・GAFAというビッグウェーブの動向をチェックして、乗りこなそう

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