本日もようこそ、Uです。
今回は、自ら仕事を創り出していく「インディペンデント・プロデューサー」になるためのコツ4点についてお話をしたいと思います。
主に、独立して自ら仕事を切り盛りしたい方向けの内容です。
要点4点は以下になります。
1.オリジナリティ:他者と差別化する
2.ブランディング:固定ファンを増やす
3.マーケティング:仕事が舞い込む仕組みを作る
4.プロトタイピング:新しいことを試みる
では順番に説明します。
オリジナリティ:他者と差別化する
1点目は、オリジナリティを発揮して、他者と差別化することです。
インディペンデント・プロデューサーは、専門性を武器に、自ら仕事を獲得する必要があります。
そこで重要になってくるのがオリジナリティ、つまり自分だけの強みです。
専門性がかなりニッチな分野で、唯一無二の存在と言えるほどになれれば問題ありませんが、独立して仕事を受注するということは、ある程度マーケットが存在するところを狙っているわけですから、当然、ライバルも多いでしょう。
そうなってきた場合、他者との差別化要因がないと、替えが効くとみなされ、仕事の発注者から他者と比較をされたり、値切られたりします。
自分だけの武器である「オリジナリティ」を持っていれば、こうした事態にも対応でき、仕事を有利に進めることができます。
ブランディング:固定ファンを増やす
2点目は、ブランディングをして、固定ファンを増やすことです。
これは1点目のオリジナリティと関わってきますが、お客様から自分の個性を認めてもらい、ブランディングができれば、お客様はファンになってくれます。
ファンになってくれれば、次回も仕事を発注してくれるので、収益が安定します。
新規の顧客を受けつけなくても、生活できるくらいの固定ファンがいれば、上級のインディペンデント・プロデューサーであると言えるでしょう。
ブランディングには、「信頼を得ること」が最も重要です。
受注した仕事は丁寧に行い、期待値以上の仕事をすることで、お客様から信頼を獲得できます。
マーケティング:仕事が舞い込む仕組みを作る
3点目は、マーケティングをして、仕事が舞い込む仕組みを作ることです。
マーケティングは、どんな仕事でも必要なスキルであり観点です。
ややもすると、専門性がある人は自分に自信があり、「売り込み」は必要ないと考えて、マーケティングをおろそかにしてしまいます。
ただ、せっかく専門性があっても、真の顧客に自分の価値が届かなければ、まったく意味がありません。
マーケティングは単なる「売り込み」ではなく、お客様との効果的なコミュニケーションです。
自分の価値を正しく効果的に伝えて、本当にそのサービスを必要としている人に出会いましょう。
プロトタイピング:新しいことを試みる
4点目は、プロトタイピングで新しいことを試してみることです。
プロトタイピングの考え方は、実は専門性の高いベテランのプロフェッショナルにこそ重要なものです。
高い専門性を持っていると、どうしても似たような業務を繰り返すという、サイクル業務になってしまうことがあります。
固定ファンもいるし、お客様は特に変化を望んでいない。
何より、同じことをしている方が、効率がいい。
特に考えることもなしに、仕事のルーティン化が進んでいくと、そうした思考になりがちです。
ただ、時代はどんどん変わっていきます。
自分の専門性を発揮しつつも、新しい分野にシフトしていくことは、人生100年時代を生き抜くうえでも大切な考え方です。
著書の『ライフ・シフト』の中でも、プロトタイピングの重要性は何度も指摘されています。
“インディペンデント・プロデューサーはたいてい、素早く実験を重ねて、なにが有効で、なにがうまくいかないかを学んでいく。”
“インディペンデント・プロデューサーのステージはしばしば、まだきちんとした試験プロジェクトの段階に到達していないプロトタイピングの取り組みから始まる。”
“インディペンデント・プロデューサーたちは、概して可能性をあまり狭めずにものを考え、主として直感に導かれて試行錯誤を重ねる。素早く試行錯誤を繰り返すことにより絶えずフィードバックを得て、プロジェクトを成功させる方法を見いだしていくのだ。”
出典:ライフ・シフト
同じ業務をやる中でも、異なる業界の人と仕事をする、何か新しい価値を届ける、チャネルを変える、プラスαのものを提供するなど、自分なりの工夫をしてみると、新しい道が見えてくると思います。
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ひとことポイント
・4つのポイントを意識したインディペンデント・プロデューサーを目指そう
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