「ライフ・シフトする」を定義する

life shifting 01.ライフ・シフト

皆さま、こんにちは、Uです。

さて、私はこれまでの投稿で、「ライフ・シフトしたい、ライフ・シフトしたい」とワーワー言っておりました。

ただ、「ライフ・シフトする」という言葉の意味を、バクっとしたイメージで語っているところがありました。

一番大事な言葉の意味があやふやだと、議論もあいまいな方向に行ってしまいます。

そこで本日は、そもそも「ライフ・シフトする(動詞)」ってどういう意味で使っているの?というところをキチンと定義したいなと思います。

ライフ・シフトとは

今さら感はありますが、まずは「ライフ・シフト」という書籍についてのおさらいです。

「ライフ・シフト」

ライフ・シフトの基本情報

著者のひとり、リンダ・グラットンさんはロンド・ビジネス・スクールの教授で、他にも「ワーク・シフト」などのベストセラーがあります。

では次に、ライフ・シフトのあらましを見てましょう。

ライフ・シフトのあらまし

要約すると同書では、以下のようなことを説いています。

ライフ・シフトのあらまし
  • 人生100年時代にどう生きるべきか、長寿化を厄災ではなく、恩恵にするために、人生をどう組み立てるかを議論
  • これまでの「教育→仕事→引退」という画一的な3ステージの人生モデルは終焉する
  • これからは、他人とは異なるペースで、何度もロールを入れ替えながら人生を進めていく、マルチステージモデルの人生へと変わる必要がある
  • 人生100年時代には、有形の金銭的資産以外にも「生産性資産」「活力資産」「変身資産」のような無形資産を蓄積し、二種類の資産のバランスを取ることが欠かせない

ここに出てきたマルチステージは、以下の3つです。

3つのステージ
  • 選択肢を狭めずに幅広い針路を検討する「エクスプローラー(探検者)
  • 自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こす「インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)
  • さまざまな仕事→活動に同時並行で携わる「ポートフォリオ・ワーカー

また、無形資産とは、以下の3つを指します。

3つの無形資産
  • 生産性資産:人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ資産
  • 活力資産:肉体的・精神的な健康と幸福など、良い人生を送るための資産
  • 変身資産:100年ライフの中で大きな変化を経験し、多くの変身を遂げるために必要な資産

他にも示唆に富む貴重な議論が多々ありますが、ものすごく短く要約すると、以上のようになります。​

では「ライフ・シフトする」とは何か

私が当ブログで「ライフ・シフトする」と言う場合、この3つのマルチステージ、エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーを行き来しながら、有形資産と無形資産を交互に活用して蓄積し、人生100年時代を自分らしく陽気に生き抜いていきたい、という意味で使っています。

私は2020年4月現在、勤続10年を越える1つの会社の給与所得、ほぼ一本で暮らしております。

ただ、私もミドルエイジと呼ばれる年齢になりましたが、100年ライフという観点からは、まだまだこの先が続くことになります。

企業の寿命より、個人の寿命の方が長い時代に、同じ業界、同じ職業、同じ職種でどれほど続けていくことができるのかと、ふと思うことがあります。

何かあってからでは遅い。

だから、今のうちから動いておく。

ということで、ライフ・シフトするぞぉ日記、まだまだ始まったばかりですが、がんばってまいります。

ボチボチですがね。

先は長いですからね。

^U^

ひとことポイント

・自分の「ライフ・シフトする」を定義しよう

コメント

  1. […] ・ライフ・シフトについて詳しく知りたい […]

タイトルとURLをコピーしました