「人生の輪」を使って人生を俯瞰する

circle of life 01.ライフ・シフト

皆さま、本日もようこそ、Uです。

以前の投稿で、ライフ・シフトするための目標とKPIの設定を行いました。

この投稿の中で、私は「やりたいことをやる」という目標を掲げ、KPIとして「やりたいことを始めた数」と「やりたいことをやっている時間(プロダクティブな時間)」を設定しました。

さて目標を設定したはいいが、やりたいことって何だろう?と考えたときに、役に立つのが今日ご紹介する「人生の輪」というツールです。

ということで、本日は、自分の人生をメンテナンスするためのツールである「人生の輪」のお話です。

「人生の輪」とは

下の図が「人生の輪」となります。

ごらんのとおり、人生の輪とは8つの項目からなるレーダーチャートのようなものです。

8つの項目は「キャリア・仕事」、「お金・経済」、「健康」、「友人・家族」、「人間関係・恋愛」、「個人的成長」、「趣味・余暇」、「物理的環境」と、どれも人生を楽しく過ごすために欠かせないものですね。

この8つの各項目ごとに10ポイントの段階があり、高ければ高いほど良い、と評価します。

「人生の輪」の使い方

では使い方について順に説明します。

1.まず、各項目の最高点はどんな状態かを想像してみる

10点満点の状態が何であるかは、人によって異なります。

たとえば「友人・家族」の項目を例にとると、人によっては100人の友達と数か月以内にLINEで連絡を取り合っている状態が10点の人もいるかもしれませんし、数人の友人と顔を合わせて何時間も語らいあっていることが毎月のようにできることが10点の人もいるかもしれません。

自分にとっての10点は何かを考えることが重要です。

2.次に、自分の人生の現状を見返してみて、いま、それぞれの項目が何点なのかを考えてつける

点数は10個の質問に答えて、何個当てはまるかでつけてもよいのですが、ざっくり、「自分は今何点くらいだな」でよいと思います。

全ての項目が均等にいい点であれば大きな円ができて、人生はうまく大きく回っていくのだと思います。

3.8項目塗り終わったら、俯瞰して見てみて、どの部分をどう変えたいかを考える

4.改善したい部分の目標やKPIを設定して、行動する

では、塗り方の例を見てみましょう。

「人生の輪」の塗り方の例

たとえば、上の図はかなり高いレベルで全ての項目が充実している例です。

逆に点数のつきかたがバラバラだと、デコボコしたものになり、人生がうまく回っていないかもしれない、といった示唆が得られます。

上の図はキャリアや収入、個人的成長面はかなり高いものの、人間関係や余暇、健康が低く、かなり犠牲を強いられていると思われる例です。

「人生の輪」の意味するところ

必ずしも、常に全ての項目がいい点である必要はないと思います。

人生の局面ではバランスを崩してでも、何かに賭けた方がいい時やレバレッジポイントが存在するでしょう。

ただ、ずっとバランスがとれていない状態が続くと、どこかでつまづきが起こるかもしれません。

大切なことは、ときどき定点観測をすることです。

そして自分が思い描いている人生の理想とのギャップを測ってみることです。

人生について考えるライフ・コーチングなどでは、初めのセッションでこれを基にどの点をどう改善したいのか、伸ばしたいのかといったことを話し合うために使います。

日々、仕事に追われたり、育児に追われたりしながらなんとなく過ごしていくと、大切だとわかっていても「こうしたバランスを取ること」のことはなかなか頭に浮かんできませんね。

そうしたときにふと立ち止まって現状を確認するツールとして、簡単でかつ効果の高いものだと思います。

^U^

ひとことポイント

・「人生の輪」を使って、人生の定点観測を行う

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました