『東京改造計画』にみる人生100年時代に必要な価値観のシフト

01.ライフ・シフト

昨日は堀江貴文さんの『東京改造計画』を4つのカテゴリーに分けて整理したお話をしました。

4つにカテゴライズして整理した図が以下になります。

今回は、この中でも「人生100年時代」におけるライフ・シフトと関係の深い、3つの提言を取り上げてお話をしたいと思います。

「人生100年時代」と関係の深いテーマ
  • 16 オンライン事業推進
  • 31 都職員の英語公用語化
  • 36 人生100年時代のコミュニティ

No.16「オンライン事業推進」

まず1つ目は、No.16の「オンライン事業の推進」についてです。

堀江さんは、今回の新型コロナウィルスのようなウィルスパニックは、今後も繰り返し起こるので、授業はオンライン化した方が良いという提言をされています。

林先生のような名物教師が各教科に1人いて、それを全国に配信した方が、よっぽど効率的な学びになるだろうと。

ただそうなったら、「学校の先生たちはどうなるの?」という疑問がわきますが、これに対しては以下のように回答しています。

では現場の先生は何の仕事をするのか。

授業についていけない偏差値50未満の子どもたちをターゲットに、チューター(個人指導の教師)として進捗をサポートするのだ。

(中略)

現場の先生は「教えること」ではなく生徒の勉強習慣やモチベーション維持を丁寧にサポートすることがメインになっていく。

これは極めて重要な仕事だ。

林先生のような名物教師のオンライン授業を自宅で受け、授業についていけない生徒にはチューターがつく。

この二本柱でオンライン授業は可能になる。

出典:東京改造計画

私もこの意見に賛成です。

ただ、名物教師と地元の先生の二本柱というより、もう一つの役割を追加した三本柱になると思っています。

三本目の柱を担うのは「AI」です。

AIが授業の合間に実施されるテスト等で、生徒の学習の進捗を確認して、個々の生徒に最適なコンテンツや復習ドリルを提示するという、学習コンテンツの最適化機能を担うと思います。

教育を担う三本柱
  • 授業:教え方の上手い名物教師がオンライン配信で授業を実施
  • 管理:AIが個々の生徒の学力を判断しながら最適なコンテンツを選択
  • ケア:学校の先生が、生徒がつまづいているときのサポートや心のケアを担当

テクノロジーやAIが進展すると、先生も教えるのがすごく得意な一部とその他の大勢の先生の二極化が起こると思います。

そうなったらどうするかというと、やはり人間のケアの部分を追求するのが正解でしょう。

心理学やコーチングを学んで、子どもたちの心のケアやモチベーションの維持・向上に努めるわけです。

GABAのようなマンツーマン英会話とかRIZAPのような結果にコミットするダイエットとかは、教師やプログラム以外の、コーチングの部分に力を入れています。

今後はどの産業であれ、AIができるところはAIがやり、人間はもっと「人の心」に関わる部分を担うでしょう。

ということで1つ目の価値観のシフトは「心に着目する」です。

No.31「都職員の英語公用語化」

次に2つ目は、No.31の「都職員の英語公用語化」についてです。

小池都知事はちょっと前から東京を「グローバル拠点都市」にしたいと意欲満々ですが、グローバル化には避けて通れない英語を公用語化するのも、一つの選択肢だと思います。

日本人は、完璧な英語を話さないと失礼だとか恥ずかしい、という意識が出てしまいがちですが、言語は使わないと使えるようにならないものです。

よって、半ば強制的に公用語化してしまうのも面白くてありだと思います。

今は英語の学習教材も色々ありますし、Googleが一瞬でだいたいあってる翻訳をしてくれますので、サポート環境は整っています。

Googleが翻訳できるなら人間が言語を学ぶ価値はなくなるんじゃないの?とも思うところですが、人間がコミュニケーションとして人と話す価値はなくならないので、少なくとも当面は英語や中国語を習得する価値は高まるでしょう。

新型コロナウィルスの影響でインバウンドは今、壊滅的ですが、そのうち需要は戻ってきます。

外国人にもやさしい東京を目指して、言語のバリアフリーをするなら、英語化するのが一番早いです。

世界に伍していく日本の首都たらんとするならば、英語の公用語化くらいはやってほしいと思います。

ということで2つ目の価値観のシフとは「言語のバリアフリー化をする」です。

No.36「人生100年時代のコミュニティ」

最後の3つ目は、No.36の「人生100年時代のコミュニティ」です。

これはNo.22の「健康寿命世界一」とも関係しますが、これからのますます拡大していくシニア層は、デジタルにも対応できるようになります。

ちょっと前までシニア像と言えば、パソコンもスマホも使えないし、インターネットもできないアナログ人間といった感じでしたが、今のシニア層には普通にスマホやパソコンを使えるデジタル人間が増えています。

老眼など、体の衰えを考慮した見やすい画面設計などは必要ですが、基本的にはオンライン・サービスは使いこなせる人が、これからますます増えていくと思います。

そうすると、今はやりのオンラインサロンなどにも、シニアの方が入ることもあるでしょうし、シニア層向けのオンラインサロンができるでしょう。

堀江さん曰く、堀江さんのオンライン「HIU」は、人生100年時代を見据えてオープンしたとのことで、シニア層の活性化にも活用できると考えていらっしゃいます。

インターネットのいいところは、人を並列で、「フラット」につなぐところです。

そうすると若い人も高齢者の方も、分け隔てなくつながることができ、世代を超えたコミュニケーションが活発化します。

私がやっているスマホの箱庭系ウォーゲームは、70代の現役社長もアクティブに活躍されています。

その方は自営業でリッチなので、そこそこの課金もされています(笑)。

そして私の所属する(ゲームの中の)同盟の管理職です。

シニア層を取り込んだオンライン・サービスは、これから活況になるでしょうし、ビジネスとしてもチャンスがあると思います。

ということで、最後の価値観のシフトは「シニア層のデジタル化」です。

^U^

ひとことポイント

・『東京改造計画』で人生100年時代の価値観にシフトしよう

コメント

タイトルとURLをコピーしました