本日もようこそ、Uです。
さて以前の投稿で、人生を変えるために、自分自身を少しずつシフトしていくことが重要だというお話をしました。
本日はこのお話しの続編とも言える、どういうシフトをしていくかについて、主に働き方の選択肢という観点からお話をしたいと思います。
ちなみにタイトルには「ミドルな」と入れましたが、ミドルでなくても役に立つと思っています。
シフトの種類
さて、このブログではライフ・シフトするための戦略を色々考察していますが、大きなライフ・シフトを志しても、いきなり達成できるわけではありません。
最終的には人生そのものを自分の思い描く状態にシフトさせるのですが、やはりそこまでたどり着くためにはいくつかのステップが必要です。
基本的な戦略としては、小さく、小さく、すこしずつシフトさせていくのが良いと思っています。
ここで重要なのが、どのようなシフトが選択肢としてあるかを理解して、自分に最も適したものから着手することです。
まずはシフトの種類を知りましょう、ということで、思いつくものを挙げてみました。
それでは順番に各シフトについて見てみましょう。
自分シフト
まず初めにあるのが、「自分シフト」です。
これは言い換えれば、「発想」のシフト、「価値観」のシフトです。
自分シフトの方法はビリーフの更新に他なりません。
自分シフトは他のすべてのシフトの基礎になります。
これなくして、不安感から闇雲に他のシフトをやってみても、うまくいかないことが多いと思います。
もちろん、実行とそれによる学習は大事ですが、どこへ向かうかの方向感も大事です。
社内シフト
次に社内シフトです。
ここは、ある程度の規模がある企業にいる前提のお話です。
複数の部署があり、数年に一度人事ローテーションがあるような典型的な日本の企業をイメージしています。
シフトの中で比較的達成しやすいのが、この社内シフトです。
社内シフトは、今働いている会社の中で異動をしたり、担当している業務を変更したりして、仕事のやり方や内容を自分の目指す方向へシフトすることです。
これは会社ごとによって、希望のとおりやすさが異なるでしょうし、また個人が歩んできた経歴によっても、どういった部署に配属されやすいかが変わるでしょう。
ただ、後述する転職シフトや企業シフトと異なり、交渉相手が社内の人間なので、自分の実力を伝えやすかったり、社内人脈を活かせたり、また面談や希望調書のような形で、公的に仕事の希望を伝える手段が整っていたりしますので、比較的実施しやすいと思います。
ポイントは、コレコレについてはアイツに任せればいいという社内でのポジションを築くことです。
副業シフト
3つ目は副業シフトです。
これは言わずもがなですが、今の会社で働きながら、もう一つ別の働き口、収入の口を見つけるというものです。
自分でやりたいことや趣味を副業にするでもいいですし、できることを副業にするでもいいです。
これから転職したい業界の勉強をして少しやってみるというのもいいでしょう。
注意点としては、特技を活かすわけでもない「時間=労働」のような単純労働はあまりオススメしないということです。
一時的にやってみるとか、別の目的があるとかならいいのですが、「時間の切り売り」になってしまっては、長期的にはあまり得策とは言えないと思います。
転職シフト
続いては、転職シフトです。
社内ではどうもシフトできそうにない場合や、転職した方がより良い働き方・報酬になるような場合は、積極的に転職シフトするのがいいでしょう。
ちなみに私もこれまで2回ほど転職をしています。
転職は自分のタイミング以外にも世間のタイミングや相場に左右されるものですので、転職シフトする際は戦略も少し練ったうえでやる方が好ましいと言えます。
起業シフト
次は起業シフトです。
今の会社を辞める、あるいは今の会社とは別に、自分で事業を起こします。
(個人事業主もここにカテゴリーしたいと思います。)
やりたいことがあって準備も整ったとか、独立して一国一城の主になりたいとか、他に誰もやっていないから自分でやるとか、理由は様々あると思います。
起業もまた、ある程度のお作法の習得が必要で、ノウハウが成否に直結する世界だと思いますので、それなりの準備を要するでしょう。
特に今の会社を辞めた後の起業は主な収入源が起業の成否にかかっていますから、戦略はよく練りたいものです。
投資シフト
最後は投資シフトです。
投資シフトは、けっこうハードルが低いです。
元となる資金があれば、すぐに始められますし、投入する時間も少なくて済みます。
労働時間という概念がないという意味では、他の選択肢とは一線を画しますね。
少しの時間で大きなリターンが得られる可能性があるという点では、かなり魅力的です。
ただ、素人がエイヤでやっても博打と同じになってしまいますので、そういう意味では勉強期間が必要と言えます。
最低限の勉強が終われば、後は小さくはじめて投資を実感してみる、そして相場の上がり下がりを体感して、自分が投資に向いているかを考えてみるのがいいでしょう。
立体的にシフトしよう
著書『ライフ・シフト』の中でも3つのステージを移動しながら人生を組み立てるという主張がありますが、ライフ・シフトはこれら複数の選択肢を組み合わせて、理想のバランスを取ることで完成するのです。
どこかを辞めてどこかに移るのも時にはアリですが、なるべく様々な方向にシフトして、自分の可能性を立体的にするのが良いでしょう。
私が既に実践できているのは、自分シフト(絶賛ラーニング&継続中)、社内シフト、そして投資シフトです。
次回は、私の「社内シフト」について実体験のお話をしたいと思います。
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ひとことポイント
・様々なシフトの方向性を拡げて、自分の可能性を立体的にする
コメント
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