ふと、「レゴの楽しみ方って何だろう」と考えたときに、実は色々な種類の楽しみ方があるなと思い、これを言語化したいと思います。
楽しみ方の種類を6つに分けましたので、今回から前半と後半の2回にわけて、お伝えしたいと思います。
本日は前半ということで、基本的な3つである「ビルディング」、「クリエイティング」、「プレイング」について書き記します。
ビルディング
まず1つ目の「ビルディング」は、説明書に沿ってモデルを組み立てるという楽しみ方です。
これはもう、基本中の基本ですね。
レゴにはたいてい、テーマと呼ばれる「遊びの世界設定」があり、その世界観に沿った複数のモデルが発売されています。
「シティ」という街を作るシリーズは昔から人気のある王道のテーマですが、その他にも、女の子向けの「フレンズ」や、「ニンジャゴー」と呼ばれる忍者の世界、はたまたマーベルやディズニー、スターウォーズ、ハリーポッターといった世界的に人気のあるキャラクター商品とのコラボレーション・テーマまで、様々なテーマが用意されています。
こうしたテーマに沿ってセットを買い、説明書を基にパッケージと同じモデルを組み立てることで、誰にでも簡単に自分だけのレゴワールドを作ることができます。
説明書に沿って無心にパチンパチンとピースをはめていくのは、時間も忘れるくらいに楽しいものです。
そしてパッケージと同じモデルができた時の達成感は、そのモデルが複雑かつピース数が多ければ多いほど、大きなものがあります。
クリエイティング
2つ目の楽しみ方は、自分の想像力を使って好きなものを創る「クリエイティング」です。
新しいセットを買ってきて、初めてパッケージを開けたときは、だいたい1回は説明書にある通りのモデルを作る(ビルディング)と思いますが、ここは導入の部分で、想像力豊かな子供であれば、その後からが本番です。
自分の家にあるブロックを総動員して、自分が空想したものを創るのです。
すでに組み上げたモデルをくっつけてごちゃ混ぜにしながら新しい何かを生み出すこともできますし、全部バラバラにして何もないゼロから全く新しい世界観を表現することもできます。
想像力がある限り、可能性は無限です。
自分の思いどおりのものを創ろうとした際、パーツの数というのは、ある程度は必要になってきますが、その「ある程度」を超えてしまえば、そのあとは関係なくなってきます。
「パーツの不足+空想力」の組み合わせは、時に思いがけない素晴らしい解決策を生み出します。
むしろ、少しパーツが不足している方が、想像力というのはかきたてられて育まれるのかもしれません。
レゴのテーマには、先ほど挙げたような世界観がしっかり作られているもののほかに、クラッシックと呼ばれる、基本ブロックがたくさん入っているセットもあります。
このクラッシック・シリーズは様々な色のパーツが満遍なく入った汎用性の高いもので、自分のイマジネーションをカタチにする際に、とても役に立ちます。
価格もお手頃なので、大量にピースが欲しいときに重宝します。
クラッシックにも説明書が付属しており、クラッシックの中にあるブロックで作ることができるモデルの例が載っていますので、説明書どおりに作って、創造性を発揮するための練習をすることもできます。
私が大人になってからレゴを始めた理由も、ある自分の好きなゲームの世界観を表現したかったからです。
このブログを始めるよりずっと前から、そちらの趣味のブログをやっていたりもします。
シリコンバレーに引っ越す際に、レゴの一部をレンタルボックスに収納してしまったので今は更新できていませんが、日本に戻ったらまた更新したいとも思っています。
プレイング
3つ目の楽しみ方は、作ったモデルを動かして遊ぶ「プレイング」です。
これは「ビルディング」で作ったモデルや「クリエイティング」作ったオリジナルのモデルを動かして遊ぶ楽しみ方です。
子供であればこれは必須の楽しみ方ですし、わざわざビルディングやクリエイティングとの違いなど意識せず、自然に渾然一体となってやっている楽しみ方でしょう。
子供の想像力次第で遊び方は無限大なので、これも王道の遊び方と言えます。
この楽しみ方は変身したり、合体したりするニンジャゴーのようなヒーローものや、ハリーポッターシリーズのようなストーリー性のあるものにも適した楽しみ方です。
各テーマに沿ったごっこ遊びはもちろんですが、レゴには動かすことを前提としたモデルも多数、存在しています。
たとえばサッカーやバスケットボールといったスポーツ系テーマがこれにあたりますし、ほかにもチェスや陣取りゲームなどボードゲーム系のレゴもあります。
こうしたテーマは、モデルを組み立てること自体はそんなに難しくなく、むしろ組み立てた後、動かして遊ぶことに主眼をおいています。
また、ビルディング主体のテーマであっても、近年はプレイヤブルなシリーズが増えた印象です。
たとえば組み立てたモデルをスマホのARアプリを使って撮影し、ゴーストを捕まえる「ヒドゥン・サイド」というテーマがあります。
また、先日発売された「スーパーマリオ」も、プレイヤブルなテーマです。
このマリオはモーションセンサーとディスプレイが搭載されており、組み立てられたコースの途中でコインブロックや敵キャラクターなどに遭遇すると、様々なアクションの効果音が出て、マリオの表情も変わる仕掛けになっています。
アメイジングな仕掛けですね!
レゴはプラスチックのブロックで組み立てるという基本の王道を踏襲しつつ、そこに新しいテクノロジーも導入することで確実に進化しています。
広義の意味では、テクニックで作られた緻密なメカを動かすことも、プレイングに入るでしょう。
私も子供の頃はプレイングをよくやりました。
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ということで、後編ではより上級(マニアック?)な楽しみ方をご紹介します。
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ひとことポイント
・レゴの楽しみ方は無限大だ!
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