堀江貴文さんの『時間革命』はいちいち私に刺さることが書いてあります。
たぶん、自分もよくわかっていることであったり、どこかで読んだりしたものであることも多いのですが、なぜか堀江さんが書いた本だとウンウン頷きながらメモを取ってしまいます。
これが俗に言う、信者なのでしょうか(笑)。
まぁ、以前のエントリーでも書きましたが、当たり前のことを堀江口調で語っているからなんでしょう。
今回から複数回にわたり、時間革命を題材に、現代を賢く生きるコツについて書いていきたいと思います。
今回は、第1回目ということで、「すきま時間の活用」についてです。
『時間革命』が指摘する「すきま時間」の大切さ
『時間革命』には、多忙な堀江さんが自身の経験に基づいて考えた「いかに多くの仕事をこなしていくか」についてのコツが書いてあります。
その中の一つが、「すきま時間」の活用です。
ぼくにとっては、このかぎられた5〜10分こそが、最高に集中できるゴールデンタイムだったりする。
すきま時間をうまく使うコツは、あらかじめ「そこでやる作業」を明確に決めてしまうことだ。
(中略)
すきま時間のいいところは、「締め切り」があることだ。
(中略)
だからこそ、仕事はなるべく細かく分解し、いつでも短いすきま時間でサクサクとこなせるようにしておくのが望ましい。
出典:時間革命
堀江さんが指摘しているとおり、すきま時間を活かすもの、それは締め切りという、「制約」の存在です。
人は期限がないとだらだらといつまでも先延ばしにしたり、逆にクオリティにこだわって細かいところまでいつまで追求してしまいます。
締め切りがあれば、人は目の前のことに集中して、締め切りまでにできることを考えて動くようになります。
すきま時間活用の大事なポイントは、堀江さんの引用文の最後にあるとおり、仕事の細分化も合わせてしておくことです。
これは私の失敗談ですが、あまり定型的でない作業をするとき、何の気なしに始めようとしても、なかなか手がつけられないことがあります。
次の打ち合わせまで15分あっても、あと15分じゃあこの非定型の作業は難しいだろう、と思って別のことを始めたりします。
こういう場合は、あらかじめ仕事の段取りを、細かいステップに分ける必要があります。
細分化ができれば、打ち合わせ前の15分という業務上のすきま時間に、非定型的な作業でも進めることができるわけです。
日本のサラリーマンの黄金時間は「通勤時間」
私が思うに、そして多くの人が指摘しているとおり、日本の都市部で生活しているサラリーマンにとっての黄金時間と言えば通勤時間です。
平日の朝と夕方(夜)、毎日決まった時間に訪れる通勤時間。
これを活用しない手はありません。
通勤時間を制するものが黄金時間を制するのです。
特に現代は、スマホという、通勤中のすきま時間を活用するための強い味方がいます。
様々な機能がスマホという小さなハコ一台に集約されて以来、電子書籍や勉強アプリ、ニュースサイトにメモ帳、音楽アプリ(リスニング)と、スマホがあれば、なんでも狭いスペースでできるようになりました。
さらに、新型コロナウィルスの影響でリモートワーク、時差出勤、自転車通勤などが広く普及した環境であれば、通勤電車も比較的空いていることが多く、ギューギューでスマホを見るスペースも取れない、なんてことはほぼなくなりました。
これは間違いなく、通期時間の有効活用に対する追い風です。
かく言うこのブログもすきま時間でできている
以前のエントリーでもお話ししましたが、私はブログを書くとき、すきま時間に大半の原稿を書いてしまいます。
今も奥さまが子供を寝かしつけている横の部屋で、スマホを使ってブログを書いていますが、日本に滞在しているときは、通勤電車の中でブログの下書きをします。
行きは本を読むことが多いですが、帰りはブログを書いています。
寝かしつけタイムの時は、子供が寝るまでに、通勤の時は家に着くまでに一つ仕上げると決めると、不思議とそのとおりになることが多いのです。
これが机の前に座ってパソコンを開けて始めると、ニュースサイトを見だしたりして、なかなか書き始められません。
すきま時間の集中力は、なかなかあなどれないものがあります。
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ひとことポイント
・すきま時間の集中力を活用してタスクをサクサク進めよう
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