目標には適切な「KPI」を設定して進捗度合いを確認する(前編)

measure success 02.キャリア・副業

皆さま、こんにちは、Uです。

本日も「当たり前の話」シリーズでございます。

当たり前のことを当たり前にやってこそ、物事は進むのだよ、ワトソン君。

ということで、前回は暫定目標の設定のお話をしました。

今回はその続きで、本日は指標と尺度のお話です。

KPIという指標を採用する

前回は、「とりあえず仮の目標」なるものを設定しました。

目標はできるだけ具体的な方がいいわけですが、「仮の目標」を「素早く」決めたので、けっこう、あいまいです。

そこで目標の達成度合いを別の「指標」を使って測りたいと思います。

最近、本屋さんのビジネスコーナーでもよく見かける「KPI(Key Performance Indicator)」という言葉。

日本語で「重要業績評価指標」だそうですが、意味は読んで字のごとし、「重要な業績を評価するときの指標」です。

KPIは様々な指標の中でも、代表的で最終的なゴール達成の進捗をキチンと測れる、具体的で客観的な指標にする必要があります。

ただ、初めからうまく設定できるか、やってみないと分からないので、今回も「仮で素早く」を念頭に決めたいと思います。

それでは、このKPIを設定してみましょう。

目標を振り返る

私の目標は以下の4項目でした。

1.会社に頼らない生き方を身につける

2.自由な時間を最大化する

3.やりたいことをやる

4.当面は5年後のKPIの増減を目安とする

最後の1つは補助項目で、「期間」の設定と「評価方法」の規定をしている注釈みたいなものですから、他の3つが評価対象です。

目標と指標を紐づける①

それでは1つ1つの目標を見てみましょう。

1つ目の項目、「会社に頼らない生き方」というのは、2つの意味があります。

1つは、「今の会社に頼らない」という意味、もう一つは「会社員という身分から脱出する」という意味です。

「今の会社に頼らない」ということは、別の会社に頼ってもいいわけで、すなわち「転職力」を身につけることに通じます。

仮にもし、今の会社が潰れたり、オマエいらないと言われたり、イヤになっちゃったりしても、転職力があれば、慌てず騒がずスーッと次の会社に移ることができます。

ただ、転職は時代の流れを読むとか、ポジショニングを考えるとか、マインドやスキルも重要になってきますので、単に実力をつける(これが一番重要ですが)だけではうまくいかないというのもまた事実です。

日ごろの準備と時流に乗ることが重要ですが、その話はまた別の機会にしましょう。

さて、「転職力を身につけた」という証を指標で測るには何が良いでしょうねぇ。

ひとまず、転職エージェントから来るオファーの数にしてみましょうか。

客観的ではあるものの、玉石混交の転職エージェント・オファーでは少し微妙ではありますが、ここも目標設定と同じく、「仮で素早く」でいきましょう。

ちなみに、転職エージェントのオファーの中には、具体的な案件には触れず、お定まりのフォーマットで会社紹介とかエージェント紹介のみをするものがあるので、これは除くことにします。

目標と指標を紐づける②

さて、「会社に頼らない生き方を身につける」の意味のもう一つ、「会社員という身分から脱出する」という方についてです。

会社員という身分からの脱出とはつまり、「給与所得以外の収入を増やす」ということです。

給与所得以外の収入が徐々に増え、安定的でかつ、それなりの額になれば、いざ、会社を辞めざるを得ない状況になっても、蓄えがあったり(ストック)、毎月一定額の収入(フロー)があったりするため、心に余裕ができます。

給与所得以外だけで生活できれば、もう会社員を辞めても良いわけです。

もちろん、会社員というステータスをキープした方がメリットがある場合は継続するべきですが。

というわけで、ここでの指標は、「給与所得に対する他の所得の割合」としたいと思います。

少し長くなってきたので、続きは後編でお話ししたいと思います。

^U^

ひとことポイント

・目標に対して具体的で適切な指標を「仮で素早く」決めよう

コメント

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  3. […] ・目標の達成度を測る尺度について知りたい① […]

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