スモールステップで「即」行動する

small step 06.自己啓発

本日もようこそ、Uです。

さて今日は、大きな目標を設定した際に、路頭に迷うことなく着実に進み続けるために有用な考え方である「スモールステップの原理」についてお話をしたいと思います。

千里の道も一歩から。

自己効力感を高めるスモールステップ

スモールステップとは、文字どおり「小さな階段」という意味で、大きな目標や課題を、実行可能な小さなタスクや作業に分解していくことです。

特に初めて行う場合に多いですが、人は大きな課題に直面したとき、何から手をつければ良いのかわからず、立ちすくんでしまうことがあります。

大きな壁を前に立ちすくむ

そんな時にはスモールステップの考え方で、タスクを細分化していきます。

自分が登れるレベルまでタスクを細分化する

各ステップが「すぐ」できるようになっているか

ポイントは、「いますぐ」実行できるステップにまで落とし込むことです。

たとえば、「ブログを書く」ということを題材に考えると、以下のようになります。

<例:ブログを書く ※SEO対策等を考えない場合>

①テーマを決める

②もっとも言いたいこと(=結論)を考える

③ポイント(=見出し)を3つほど決める

④ひと段落ずつ、本文を書く

⑤全体を見直して、文章や表現を修正する

⑥エイヤと投稿する

すぐに実行できるレベルにまでタスクを細分化できれば、あれこれ迷うというムダな労力を消費する必要はありません。

また、確実にタスクをこなしていけば、「自分は物事を対処できている」という自己効力感が高まり、さらに前進しやすくなります。

効果的なスモールステップを設定するための3つのテクニック

スモールステップを活用して目標を達成するためには、「どれくらい効果的なステップを設定できるか」もポイントになります。

うまく各ステップが設定できず、デコボコしたステップになってしまい登りづらかったり、ステップが1個抜けて階段の途中が穴になってしまったりすると、思わぬところでつまずきかねません。

ここでは、効果的なスモールステップを設定するためのテクニックを3つ、ご紹介します。

因数分解

レベリング

バックキャスト

以下、順番に説明します。

因数分解

因数分解は、物事を構成する要素に分けることを指します。

数学用語である因数分解ですが、ビジネスの世界でも使います。

目標に対して、それを達成するための構成要素を考えて、分解していきます。

これは、出された料理から材料を割り出すような作業で、ある程度の経験値と、想像力がものを言います。

どちらも足りない場合は(笑)、Google等で調べるか人に聞くのが早いでしょう。

これも目標達成の大事な1ステップです。

因数分解する際はツリー図を使うと、やりやすいと思います。

マインド・マップ・ツールも、役に立ちそうですね。

レベリング

レベリングはゲーミフィケーションの考え方で、物事を進行するための適切な難易度を設定することです。

ゲーミフィケーションとは、物事をゲーム化して、モチベーションを向上させる手法のことです。

レベリングは元々、RPGなどのゲームの世界において、主人公となるキャラクターがストーリーを進行する上で、挫折しないような難しさを設定することを意味しており、ゲームの面白さを決めるキモでもあります。

人は難しすぎても挫折してしまいますし、簡単すぎても飽きてしまいます。

難しすぎず、易しすぎない、ちょうどいいレベルのステップを設定することが、物事を継続させるために重要です。

バックキャスト

バックキャストは、期間が設定されている目標に対して、未来から過去、大きな目標から小さな目標というふうに、ステップを逆算する考え方です。

たとえば、マーケティングの未経験者が、今から5年後に「マーケティングの会社を興して上場させる」といった場合を考えてみましょう。

ずぶの素人が、5年でマーケティングの会社を上場とは、かなり大胆な計画ですが(笑)。

5年後:マーケティングの会社を上場させる

4年後:売り上げがいくらで、利益がいくらを達成する

3年後:取引先開拓をXX件、達成する

2年後:法人化して会社を設立

1年後:個人事業としてマーケティングで生計を立てる

0年後(今):マーケティングの勉強をする

走りながらスモールステップを設定する

行動が早い人は、こうしたテクニックを使うことはもちろんですが、最初の1歩だけ作ったら即行動したりしています。

次の1歩は走りながら考える。

常に目の前の1歩をだけを作り出し、即行動する。

始めのころはキチンと全部、見通しを立てた方が成功率は上がると思いますが、慣れたら「目の前の1歩だけ」で行動に移るでも、けっこうできると思います。

小さくてもよいので、最初の1歩を踏み出しましょう。

^U^

ひとことポイント

・大きな目標は小さいタスクに分解しよう

コメント

  1. […] ・大きな目標に対して最初の1歩を踏み出したい […]

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