今回は2025年10月の投資先をご報告したいと思います。
全体感とマーケット環境
10月の相場は、まさに「日経が鬼の強さを見せた一か月」でした。
日経平均は月初から上昇基調を強め、米国株高や円安進行を追い風に節目を次々と突破。
月末にかけては過去最高値の52,000円の大台を突破し、個人・海外勢ともに買いが加速しました。
背景には、米国の長期金利上昇が一服し、AI・半導体関連を中心に世界的にリスクオンムードが戻ったことがあります。
加えて、国内では企業業績の堅調さや円安による輸出企業の収益改善期待も支えとなりました。
結果として、TOPIX・日経平均ともに年初来高値を明確に上抜ける展開となり、投資家心理は大きく好転した月でした。
一方で、相場全体が急伸したことでバリュエーション面では過熱感も意識され始めています。
業績の裏付けがある銘柄は堅調なものの、テーマ先行で買われたグロース株には値動きの荒さも目立ちました。
国内外ともに金利・為替・地政学などの不確実性は依然として残っており、10月の上昇は「強気一辺倒」ではなく、期待先行による高値圏とも言えます。
そのため、私自身の運用としては一部、損だしクロスをやったため、信用取引の現引がありますが、10月は新規購入を見送り、既存ポジションの推移を静観。
相場が上昇していく中での「取り残され感」はあるものの、無理に追いかけるよりも、高値圏での買い増しは避け、次の押し目を待つ判断としました。
過去の経験上、こうした局面では一歩引いた視点が中長期の成果につながると考えています。
2025年10月の投資先一覧

2025年10月に購入したのは、いつもの日本の投信の5銘柄と高配当投資信託1本に加えて、日本株3銘柄の現引分となります。
新NISAの投資先

新NISAの月額30万円で購入したのはいつもの5銘柄です。
いつもどおり、5銘柄について、それぞれの購入単価、加重平均単価、購入総数のグラフを見てみます。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

先月はかなりフラットになっていましたが、再び成長軌道に戻りました。
山はまだまだ登り切っていません!
ニッセイ-ニッセイNASDAQ100インデックスファンド

先月で若干の下り斜面になっていましたが、再び勢いよく上り始めました。
このままガンガン行ってほしいです。
SBI-SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド

インドは再びサブマリンからの浮上です。
2度目のサブマリン期間は長期化せずにすみましたね。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

オルカンは右肩上がりの坂をさらに急にしました。
今年春のサブマリン後はかなり好調ですね。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

日経平均の上昇率は素晴らしいの一言です。
芸術的な水平線だった加重平均単価さえもわずかに上昇させました(笑)。
買付額の推移

10月は現引分以外は、実質35万円のいつものやつのみです。
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