前回は久々に購入した米国の個別株についてお話をしました。
同じタイミングでETFも、もう少しバラエティ豊かにしようといくつか購入しましたので、今回は2021年8月に購入したETFついて書き記しておきたいと思います。
株式系ETF
ETFの1系統目は株式系です。
iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF【PFF】
1つ目の株式系ETFは、iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF【PFF】です。
「S&P U.S. Preferred Stock Index」の価格および利回り実績と同等水準の投資成果を目指すとのことで、要はアメリカの代表的な企業の優先株を集めたETFですね。
優先株に特化することで、比較的安定した、リスクの少ない銘柄に投資しながらもそこそこの利回りを実現しています。
分配利回りは2021年8月現在、4.5%程度です。
私の中では高配当の基準値が4%を超えるかどうかなので、リスクを抑えながらも高配当である優れた銘柄だと感じています。
グローバルX NASDAQ100 カバード コールETF【QYLD】
2つ目の株式系ETFは、グローバルX NASDAQ100 カバード コールETF【QYLD】です。
名称にカバードコールとあるとおり、オプション取引を駆使したETFになります。
詳しいことはここでは書きませんが、原資産(株式等)を保有しつつ、一定額で原資産を買う権利(コールオプション)を売ることで、着実に利益を出す戦略を使っています。
QYLDがコールオプション対象として保有している銘柄は、NASDAQ100という指数に連動した100銘柄で、2021年8月の筆頭銘柄はアップル、次にマイクロソフト、アマゾンと続きます。
分配利回りは2021年8月現在、8.9%程度です。
これは高いですね!
分配は毎月のようですし、来月も積み増そうかな(笑)。
債券系ETF
ETFの2系統目は債券系です。
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF【SJNK】
債券系の1つ目は、SPDR ブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF(SJNK)です。
ハイイールド債のETFなので、YYYと同じく、リスクも利回りも高いジャンク債に分散投資するタイプのETFです。
SJNKはハイイールド債の中でも短期のものを中心にしているところが特徴です。
分配利回りは2021年8月現在、4.5%程度です。
ちなみにSJNKと似たようなETFに、SPDR BBバークレイズ ハイイールド債券 ETF(JNK)があり、こちらは短期債ではないタイプとなっています。
ヴァンエックベクトル新興国高利回り債ETF【HYEM】
債券系の2つ目は、ヴァンエックベクトル新興国高利回り債ETF(HYEM)です。
HYEMは、メキシコ、ポーランド、ブラジル、インドネシア、南アフリカなどの新興国の高利回り債を組み入れたETFになります。
これまでご紹介したETFはアメリカ中心のものが多かったですが、これはグローバルな投資先を組み入れているため、私が保有するアメリカ中心の株・ETFポートフォリオに少し別の色を入れる意味合いもあります。
分配利回りは2021年8月現在、5.2%程度です。
不動産系ETF:
ETFの3系統目は不動産系です。
iシェアーズ 米国不動産 ETF【IYR】
不動産系の1つ目は、iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)です。
この銘柄は名称のとおり、米国不動産REITに投資するためのETFです。
私はこれまで不動産そのものやREITをアセットに組み入れたことがありませんでしたが、そろそろ資産の多様化を図るのもよいのではないかと思い、購入しました。
利回りは2021年8月現在、1.9%程度と、高配当とは言えません。
完全なリスク分散、アセット・アロケーションの多様化のための銘柄です。
ただ、不動産系の場合、値上がり目的の部分もありますので、今後上昇していくことを願って気長に待ちたいと思います。
iシェアーズ 先進国(除く米国) REIT ETF【IFGL】
不動産系の2つ目は、iシェアーズ 先進国(除く米国) REIT ETF(IFGL)です。
名前が示すとおり、アメリカを除く先進国のREITに投資するためのETFとなります。
構成国の上位には日本も入っているため、わざわざ米国のETF経由でやらなくてもよいのでは?とも思いましたが、まあなんとなくノリで買ってしまいました(笑)。
なので、これ以上積み増すことはなさそうです。
利回りは2021年8月現在、こちらも2.1%程度と、高配当とは言えませんね。
こちらも少しでも値上がりしてくれたら嬉しいなぁくらいに構えておきたいと思います。
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ひとことポイント
・構成銘柄が一気に増えて管理が大変です(厳格に管理する気はありませんが)
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