本日もようこそ、Uです。
昨今、企業が導入を加速させている「テレワーク」においては、オフィスに上司と一緒にいたときのような働き方では評価が上がりません。
テレワークという環境で必要な働き方は、明確な成果を出し続ける成果主義型です。
ということで、今回はテレワークで働く際に必要な、「成果主義」型の人材に切り替わるための3つのスキルをご紹介します。
業務の「見える化」
リモートワークの環境下においては、社員は成果物、つまりアウトプットを常に意識しないと評価されません。
机を並べて仕事をしていたときには、なんとなくイスに座ってワイワイやっていたら時間が過ぎて一日が終わっても、お互い顔が見えていれば、仕事をした気になっていた時代でしたが、そんな時代は終わりを告げます。
つまり、自分の成果をアウトプットとして「見える化」することが重要になります。
そして業務の「見える化」は、数字を意識することが重要です。
なるべく定量的に測ることができる数値目標を置き、それに基づいて行動し、成果を出せば、結果も評価しやすくなります。
成果物の「因数分解」
このとき大事なのは、小さいアウトプットを、小さいスパンで重ねることです。
たとえば「アウトプットが1か月後で、その間は進捗の報告をするだけ」だと、日々あるいは週次で「順調です」と報告し続け、最後にふたを開けてみたら、上司が考えているアウトプットとはほど遠いものになっていた、ということも大いにあり得ます。
これを防ぐために、アウトプットの単位を小さくするのです。
そのためには、大きな課題を的確なサイズに分解する因数分解の力が必要です。
これには「スモールステップ」のスキルが役に立ちます。
上の項で見える化には数値目標が重要という話をしました。
数値目標で「見える化」したら、さらにその数値目標を因数分解して、すぐに実行できる単位まで落とし込んで、着実に作業していきましょう。
思考の「個人事業主化」
これはスキルというかマインドの話になりますが、テレワークで成果を挙げるためには、職場とは異なる環境でも成果を挙げるための自己管理能力が必要です。
自己管理能力を高めるためには、自分自身を個人事業主ととらえるのがいいと思います。
プライベートな空間で仕事をする必要があるテレワークは、仕事のオンとオフの切り替えが難しく、ともすれば、メリハリを失いやすい環境です。
そうした環境で自分を律するための考え方が、「個人事業主化」です。
個人事業主化は文字どおり、自分は個人事業主として上司から、会社から、業務を委託されていると考えることです。
個人事業主ですので、毎月決まった給料が出るわけではなく、委託された業務内容をきちんと納入成果物として提出して、はじめて報酬を得られると考えるわけです。
この考え方は、プロフェッショナルとして仕事をする上でも大切なものです。
毎月定期的に入る月給という制度に甘えることなく、プロとして成果を出すことを意識できれば、仕事の成果にもプラスの影響が出ます。
さらに言えば、たとえ会社の業績悪化などで転職する必要が発生した際にも、会社に依存しないマインドが身についているので、すぐ行動に移ることができます。
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ひとことポイント
・テレワークでも「見える化」「因数分解」「個人事業主化」で成果を確実に挙げよう
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