私が2021年に何回か購入した米国ETFの、2021年の成績を振り返る企画第3弾です。
前回はVYMの1年間の成績をまとめました。
今回は、YYYについてまとめておきたいと思います。
YYYの購入履歴
2021年に私が購入したYYYの履歴が以下の表です。
購入月 | 数量 | 数量 合計 | 単価 (ドル) | 価格 (円) | 購入単価 (円) | 加重平均単価 (円) |
2021/06 | 100 | 100 | 17.44 | 193,612 | 1,936 | 1,936 |
2021/07 | 100 | 200 | 17.35 | 192,978 | 1,930 | 1,933 |
2021/08 | 100 | 300 | 17.30 | 190,161 | 1,902 | 1,923 |
2021/09 | 100 | 400 | 17.16 | 190,452 | 1,905 | 1,918 |
2021/12 | 100 | 500 | 16.43 | 187,269 | 1,873 | 1,909 |
ご覧のとおり、6月から9月まで4ヶ月間連続で購入し、10月、11月と空いて12月に追加購入しています。
2021年は5月までNISA口座でSPYDやVYMを購入していましたが、SPYDやVYMは3カ月に1回しか配当がないため、毎月配当があり、かつ高配当のYYYを6月から購入し始めたという経緯があります。
毎回一貫して100単元購入しています。
下の図は、購入数や単価をプロットしたグラフです(ドルベース)。
棒グラフが数量で、線グラフが価格です。
購入単価がキレイな右肩下がりです(笑)。
特に12月は大きく下げています。
高配当とはいえ、この下げがどれくらいのペースで進むかによって、トータルのリターンで見たときの成績が変わってきますので、注意して見ていかないといけません。
YYYの配当履歴
YYYの配当履歴を見てみましょう。
配当金支払日 | 数量 | 配当 | 配当金(ドル) | 配当金(円) |
2021年6月30日 | 100 | 0.130 | 13.00 | 1,424 |
2021年7月30日 | 200 | 0.130 | 26.00 | 2,820 |
2021年8月31日 | 300 | 0.120 | 36.00 | 3,920 |
2021年9月30日 | 400 | 0.120 | 48.00 | 5,324 |
2021年10月29日 | 400 | 0.120 | 48.00 | 5,408 |
2021年11月30日 | 400 | 0.120 | 48.00 | 5,412 |
2021年12月31日 | 500 | 0.120 | 60.00 | 6,841 |
YYYは毎月配当です。
毎月下旬に支払基準日が来るので、たとえば6月中旬に買ってもその月の末頃には支払いがあります。
上の表を見ると、7月までは配当が0.13ですが、8月以降は毎月の配当が0.12と下落しています。
YYYは長期的に見ると、配当が下がってきており、これが株価が下がる要因の一つです。
私が最初に購入したのは6月でしたので、2021年は全部で7回の配当がありましたが、7回の配当合計は279.0ドルでした。
下の図は、YYYの保有数量と1回あたりの配当をプロットしたグラフです。
8月に配当の切り下げがあったものの、毎月一定の配当を出しているため、数量に比例した配当がもらえており、棒グラフと線グラフがほぼ相関しています。
下の表は直近4年間のYYYの年間配当合計です。
年 | 配当合計 |
2018年 | 1.56 |
2019年 | 1.622855 |
2020年 | 1.56 |
2021年 | 1.51 |
これを見ると、2019年がピークでそれ以降は微減しているのがわかります。
実は2018年から一貫して毎月一単元あたり0.13ドルの配当を出しているのですが、2019年だけ最後に追加で13回目の配当を0.062855ドル出したので、2019年だけ端数が出ています。
2022年は毎月0.12ドルで続けば、年間で1.44ドルということになります。
つまり1.44ドル以上1年間で株価が下がらなければ、税引き前であればトータルはプラスになるということです。
YYYの2021年末資産評価額
最後に、YYYの年末の資産評価額を見てみましょう。
まずはドルベースから。
銘柄 | 保有数量 | 取得単価 | 現在値 | 取得金額 | 外貨建評価額 | 外貨建評価損益 |
YYY | 500 | 17.23 | 16.63 | 8,615.00 | 8,315.00 | -300 |
続いて日本円ベース。
銘柄 | 保有数量 | 取得単価 | 現在値 | 取得金額 | 円換算評価額 | 円換算評価損益 |
YYY | 500 | 1,913 | 1,912 | 956,500 | 956,474 | -26 |
2021年末時点で、ドルベースだと300.0ドル、円ベースだと26円の含み損が出ている状態です。
日本円ベースだと購入時と現在の為替差益に助けられており、ほぼトントンですが、ドルベースだとそこそこのマイナスです。
ということで、2021年は配当の合計が279.0ドルと、評価損の300.0ドルで合計21ドルのマイナスでした。
ううーん、微妙なマイナス!
悲しい…。
まぁでも、円ベースで考えるとプラスですかね…。
いやでもここからさらに税金取られているから確実にマイナスですね。
経費率が高いYYYでトータルをプラスにするのはけっこう難しいということが改めてわかりました。
金融危機に弱いと言われているので、2022年を乗り切れるか不安ですが、とりあえず毎月の配当のためと割り切っていますので、2022年も当面はホールドしたいと思います。
^U^
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ひとことポイント
・経費率やリスクを考えると、YYYの長期的なホールドは難しいですね
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