先日、メンタリストDaigoさんの『人を操る禁断の文章術』を読みました。
ブロガーとして参考になることが色々と書いてありましたが、今回は、この本に出てきた「文章を書く際に意識したい3つのリスト」について書き記しておきたいと思います。
人を動かす7つのトリガー
リストの一つ目は、人を動かす7つのトリガーについてです。
誰かに読んでもらえるような文章を書くには、読者がどういう人物なのか(=ペルソナ)を意識して、相手が興味関心を持ちそうなこと、つまり欲求を推理し、その欲求にあわせた「トリガー」を活用することがカギとなります。
そのトリガーは以下の7つになります。
トリガー1の「興味」は、読者が夢中になれることについて文章を書くこと。
トリガー2の「ホンネとタテマエ」は、相手の本音と建前を推理してその隙間を埋めるような文章を書くこと。
トリガー3の「悩み」は、悩みやコンプレックスの解消につながる文章を書くこと。
トリガー4の「ソン・トク」は、損を回避したいという思考に訴えかける文章を書くこと。
トリガー5の「みんな一緒」は、人が共通点を持つ人と同じ行動をしたがる特性を利用した文章を書くこと。
トリガー6の「認められたい」は、読者の承認欲求を満たすような文章を書くこと。
トリガー7の「あなただけの」は、読者を特別扱いしていると感じさせる文書を書くこと。
文章を書くときは、これら7つのうち、できればいくつかを組み合わせて、最低でもどれか一つは必ず意識して書きたいものです。
え、お前はやれているのかって?
このブログはあくまで『「人生100年時代」の生き方を模索するサラリーマンの「思考」と「行動」の外部記憶装置(=私の個人的な記憶の倉庫)』なので、あまり意識していないです(笑)。
人が抱える4つの悩み
2つ目は、「人が抱える4つの悩み」です。
はい、その4つはこちら。
4つの頭文字をとって「HARM」と呼ぶのだそうです。
自分の健康、家族の健康。
自分の夢、キャリア。
上司や部下との関係、家族との関係。
資産形成、教育資金、住宅。
なるほど、今自分が思いつく悩みというか課題をいくつか挙げてみたが、たしかに、人生の悩みは突き詰めると、これらのどれかに当てはまりそうです。
さらにDaigoさん曰く、この4つは年齢によって悩みが変わるので、年齢+HARMでだいたいの悩みを言い当てられるのだとか。
まぁ私は年齢だけでペルソナを作ることにはあまり賛成ではないですが、おおまかな傾向は見えるでしょう。
そういえば、趣味で悩む人は少ないのでしょうか、この4つにはないような…。
しいてあげればAmbitionなのでしょうか。
いや、Moneyなのか。
趣味についての「何」で悩んでいるかによるのでしょうが、ちょっとカテゴライズが難しいところです。
悩みがこれら4つの間に複合的にわたると、かなり複雑な悩みであると言えそうですね。
たとえば「海外赴任」は、主にAmbitionに関わると思いますが、単身赴任であれば家族とのRelationもありますし、海外での生活には色々とMoneyの問題も出てきます。
海外では病院事情、保険事情が異なりますし、生活習慣も変わるでしょうからHealthとも関係がなくはないです。
これら4つのなかで「天秤にかける」事象が発生すると、解決するのも一筋縄ではいかないでしょう。
と話がやや脱線しましたが、4つのHARMを意識した文章が重要ということです(ムリヤリまとめました)。
今すぐ使える5つのテクニック
最後の3つ目は、「今すぐ使える5つのテクニック」です。
「なぜそうなのか」の理由はここでは詳述しませんが、下記の5つのテクニックを活用すれば、文章は格段に良くなるはずです。
私は割と、「話しかけるように書く」は意識しています。
後の項目はどうでしょう。
ときによって、できていたり、できていなかったりだと思います。
まぁでもほとんどの場合はできていないので、こうしたリストで整理されているのを見ると、便利だと感じますし、意識して書こうと思えてきます。
追伸をつけるというのはいいですね。
一番言いたいことを追伸で書くと、覚えてもらいやすいようです。
私の書く記事の最後にある「ひとことポイント」が実質、私にとっての追伸です。
覚えてもらいたいポイントなのです。
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ひとことポイント
・文章を書く際は相手の欲求、悩み、読まれやすいテクニックを意識しよう
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