本日もようこそ、Uです。
今回はタイトルのまま、英語学習にオススメのTVドラマについてお話をしたいと思います。
私の観たことのある作品ということで、独断と偏見によるソートです。
その前に私の体験談というか昔話があるので、お忙しい方は目次から「難易度別オススメTVドラマ」まで飛んでくださいな。
昨日の投稿で、海外TVドラマで英語学習する方法やメリットもお話をしていますので、あわせてどうぞ。
ハリウッド映画好きだった私
『Back to the Future』がしばらく私の現代モノ
私は昔からハリウッド映画が大好きでした。
昔はこんなにアメリカのTVドラマが観られる環境ではなく、メディアもVHSだった時代で、アメリカの作品と言えばもっぱらハリウッド映画です。
私が最初にハマったハリウッド映画は『Back to the Future』です。
余談ですが、この頃、ハリウッド映画などの新作ビデオは1万円以上もしてました。
だからレンタルビデオ屋さんがとても流行ってましたね。
『Back to the Future』は、映画好きの親がビデオを持っていたので、レンタルが主流の時代ながら、いつでも観られる環境にありました。
今となってはもう35年も前の先日ですが、私にとっての「現代もの」と言えばコレでした。
『Back to the Future』の英語は分かりやすく、内容も現代的。
さらに過去の流行り言葉との違いを楽しむジョークもあります。
あーでも、もう35年経つので、今観たら現代的ではないのかな。
最近の若者は「It’s heavy.」って言わないのかも。
主人公が行く30年後の未来ですら2015年だから、過去になってしまった(笑)。
あと、今は簡単に英語字幕がつけられますが、当時はできませんでしたので、代わりに『スクリーンプレイ』シリーズという対訳本が売ってました。
今、検索したらまだありました(笑)。
iPenという、本の英字部分をなぞると音声が出るペンに対応しているみたいです。
進化しています、が、なんか斜め上の方向に行ってますね。
「自社の事業ドメインが出版にある」という起点から出発すると、こういう進化をとげるのでしょう。
話がそれましたが、スクリーンプレイの対訳もありましたので、『Back to the Future』は何回も繰り返し見ました。
最後の方は、TVにガムテープを貼って日本語訳を隠して見ていました。
そもそも『Back to the Future』は、映画好きの親が持っていたという別の条件も重なって好きになっています。
『Back to the Future』以外にも、家にあったビデオでスクリーンプレイも出ていて、かつ名作でよく観ていたのはダスティン・ホフマンとトム・クルーズ主演の『Rain Man』です。
あれも私にとっての現代アメリカでした。
深夜にやっていた『スタートレック』にハマる
高校生の頃、深夜に『Star Trek The Next Generation』がやっているのをたまたま見つけました。
最初は何気なく観ていましたが、内容が良く練られていてすぐにハマりました。
声優で大塚明夫さんが好きなのは、スタートレックの影響です。
『スタートレック』にハマってからは、TVの吹替版だけでなく、当時「スターチャンネル」というケーブルテレビか何かの「24時間スタートレック」みたいな特集を、東京のおばさんに録画してもらったり、ロサンゼルスに行ってビデオやテープを買い付けて来たりして観てました。
高校生で初、海外旅行がスタートレック三昧だったのを思い出します(笑)。
SFは未来の話が多いですが、逆に古臭い言葉とか時代性が映る言葉が出てこないので、ある意味、キレイな?英語が学べると思います。
大学時代は、これまたスクリーンプレイで出ていた『13 Days』や『Die Hard: With a Vengeance』も好きでした。
社会人になってからは『The West Wing』や『Game of Thrones』
社会人になってから、キッカケを忘れてしまいましたが、『The West Wing』という政治ドラマにハマりました。
NHKでやっていたからかもしれません。
ものすごいスピードでしゃべくり倒すスタイルがすごく新鮮で、かつ内容も面白く、繰り返し観てました。
少し時代が下って、数年前だと『Game of Thrones』ですね。
まだ定額制動画サービスは普及してなくて、もっぱらTSUTAYAのレンタルでした。
TSUTAYAにあった「Game of Thronesが熱い!」みたいな特集のムックがたまたま目に留まり、それを読んで、自分の好きなショーン・ビーンが出演していることを知って、見始めたらホントに面白くて止まりませんでした。
『Game of Thrones』はブリティッシュ・アクセントがいいですね。
ちなみに、私は日本でも大流行した『X files』や『24』は観てません。
『アリー・マイ・ラブ』はDVDでシーズン1と2くらいなら観ました。
まぁ吹替版が好きでないというのもありますが、自分で観たいものしか観てないです。
難易度別オススメTVドラマ
初級者なら『FRIENDS』や『ディズニー・アニメ』
FRIENDS
あまたある「映画で英語学習をすること」について書いたブログで、ほぼ100%オススメされているのが『FRIENDS』です。
Wikipedia曰く、”いわゆるジェネレーションX世代である「社会に出てもなかなか大人になれない」登場人物たちの、都会的なライフスタイル、友情や恋愛を、オフ・ビートなユーモアでコメディに仕立てあげている。”とのことです。
アメリカでの放送が1994年から2004年なので、ちょっと古いですが、日常会話ベースなのであまり色あせていません。
アメリカでの日常的なやりとりを勉強するには最適の教材になっています。
ちなみに私はレゴの『FRIENDS』も作っています。
ディズニー・アニメ
TVドラマではないですが、『ディズニー・アニメ』は英語学習にも向いています。
英語がシンプルであることに加えて、スラングがほぼ出てこないので、スキットをまるまる覚えて問題ないです。
お子さんにも安心の内容ですので、親子で学習するにもいいと思います。
中級者は『Big Bang Theory』
アメリカでも大ヒットし、シーズン9でつい昨年、終了した『Big Bang Theory』は日常会話も豊富でオススメです。
4人のオタクなサイエンティストとその彼女たちの、ドタバタでコメディータッチの日常劇です。
少しマニアックなネタが多いので中級者向けですが、私はマニアックなのでだいたいわかってしまいます(笑)。
上級者は『The West Wing』や『Silicon Valley』
The West Wing
ナチュラルな会話のスピードに慣れておきたいなら、『The West Wing』はオススメです。
悲しいことに、ネイティブ・スピーカーは英語の教材やTOEICの教材ほど、ゆっくり丁寧にはしゃべってくれません。
『The West Wing』で聞き取りができれば、たぶんどこに行っても大丈夫です。
『The West Wing』はアメリカの政治ドラマなので、アメリカが抱える社会問題や政治、大統領選挙の仕組みなどがよくわかります。
そういえば日本も一時期、二大政党制になりかけたことがありましたね。
政治ドラマでいえば、『House of Cards』もシーズン1しか観てませんが、そこそこ面白かった気がします。
主人公が合間、合間に視聴者に話しかけるスタイルが私には合いませんでしたが。
余談ですが、『House of Cards』はネットフリックスが視聴者のビッグデータを解析して製作し、ヒットするべくしてヒットしたことで有名です。
Silicon Valley
アメリカのスタートアップやシリコンバレーについて深く知りたい人には特にオススメなのが、『Silicon Valley』です。
シリコンバレーあるあるが豊富で、ものすごくよくできています。
『The West Wing』や『Sex and the City』が東海岸文化なら、『Silicon Valley』は西海岸文化がよくわかります。
単純にドラマとしてもよくできており、これと『Game of Thrones』を持つHBOスゲーってなります。
最上級者なら『Saturday Night Live』や『The Tonight Show』
アメリカのTVドラマではないですが、人気のコメディ番組やトークショーが、今のアメリカを知るのに格好のネタになります。
私が好きなのはNBC系列の『Saturday Night Live』と『The Tonight Show』です。
コメディやトークショーは、文化的要素を笑いに変えてくれているので面白くて勉強になります。
半面、わからないネタはまったくわかりませんが(笑)。
最上級者であれば挑戦したいエリアです。
Saturday Night Live
『Saturday Night Live(略称SNL)』は老舗のお笑いネタ番組で、最上級者でなくてもわかる面白いネタもあります。
Youtubeにネタごとの動画があります。
アメリカに在住の方であれば、NBCの公式Webサイトから1時間番組として観られます(CMはありますが)。
SNLは、トランプ大統領のモノマネとかヒラリー・クリントンのモノマネとか、政治ネタやパロディがとにかく面白いです。
The Tonight Show
『The Tonight Show』はコメディアン出身のホストが話題のゲストを呼んで繰り広げるトークショーです。
数年~十数年でホストが交代しますが、2020年現在のホストは、Jimmy Fallonです。
Youtubeの公式サイトはこちら。
こちらもアメリカに在住の方であれば、最新の番組が公式サイトから観られます。
なんか私、NBCの回し者みたいですね(笑)。
YouTubeやアプリと組み合わせよう
最近はYoutubeに映画を活用した英語学習の方法が紹介されていたり、スマホ・アプリに映画の英語学習教材もあります。
家にいるときにTVドラマを観つつ、Youtube動画やアプリを電車に乗っているときなどのスキマ時間に併用すると、学習効果が相乗的に上がると思います。
繰り返しが重要なので、「夕飯後、毎日1話観る」などの英語学習のサイクルを確立すると良いでしょう。
余談:日本の「Amazonプライム・ビデオ」は恵まれている
またまた余談ですが、日本のAmazonプライム・ビデオは、アメリカに比べると恵まれていると思います。
『Game of Thrones』や『Silicon Valley』などの良作を持つHBOが、追加料金なしでタダで観られるからです。
あと『Big Bang Theory』も。
ネットフリックスの場合、日本で加入していれば、世界のどこでも観られると思いますが、アマゾンプライムは、そもそも配送サービスからスタートしているので、当然地域が異なればサービスも分かれており、別料金がかかります。
アメリカは国土が広大なので、2020年5月時点で年会費119ドルです。
そしてHBO作品とかもありません。
HBOの本場、アメリカなので、また別のサービスになっています。
けっこうショボイです。
当然、日本語字幕もありません。
日本は値上げしたとはいえ、年会費4,900円です。
日本のアマゾンプライム、すごい!
^U^
ひとことポイント
・レベル別のTVドラマで英語を学習しよう
コメント