本日もようこそ、Uです。
さて、前回の投稿で、「社内シフト」や「転職シフト」、「企業シフト」などの様々なシフトの方向性についてお話をしました。
本日はその中でも「社内シフト」について、私の体験談も交えながらお話をしたいと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。
現在はシリコンバレーで働く駐在員
私は現在、アメリカはカリフォルニア州にある、いわゆる「シリコンバレー」と呼ばれるところで働いています。
日本の企業から駐在員として派遣されていますので、アメリカの会社で働いているわけではないですが、それでもやはりシリコンバレーでの働き方は日本とは全然違うと感じています。
というか、自分で意識して違う働き方をするようにしているわけですが。
私は日々、ここに来て良かったと感じています。
日本以外の「当たり前」を感じることができたこと、そして日本を外から見られたことは、これから生きていくうえで大きな糧になると思っています。
それでは、どのようにして社内シフトしたかを振り返りたいと思います。
私の社内シフト法
数年前の当時、私はこれから何をやりたいか、どういう方向で働いていくべきかを、まず考えました。
その際は、「自分の得意分野」や「世の中の流れ」を考えて、どの波をとらえることができれば大きく前進できるかを考慮しました。
そして私は、これからは「デジタル化」と「グローバル化」が大きな潮流になると考えました。
と同時に、これらの分野は自分の得意な英語やITが活かせると思い、この分野で行こうと決めました。
そこで次に、どうすればこの波に乗れるかを考えました。
そして海外業務を担当する部署への異動をはじめ、会社内でもできることを色々検討して、たどり着いた一つの解が、たまたま「シリコンバレー駐在」だったわけです。
そこから、シリコンバレーへ駐在する理由を考え、自分が最適な人間であるという材料を集め、シリコンバレー駐在のプランを説明して回りました。
そして時間はかかりましたが最後は無事、シリコンバレーに来ることができました。
ということで、私の社内シフトのステップをまとめると以下のとおりです。
一人では達成できない社内シフト
もちろん、失敗もしています。
「デジタル化&グローバル化路線」という方向性を決めたあと、「シリコンバレー駐在」にたどり着くまでのステップ4の期間だけで数年かかっています。
なかなか思うようにいかず、「こうなった以上、最適解は社内にないかなぁ」と思った時期もありました。
そこはまぁ、「運」の要素もありましたし、「タイミング」と、そして「多くの人に助けられたこと」でここまできています。
私のシリコンバレー駐在を後押ししてくれた上司の存在もあります。
感謝感謝です。
私一人の実力とは少しも思っていません。
ただ、どんな幸運のチャンスが回ってきても、どんなに周りの人間に恵まれていても、結局最後は自分が行動しないとそれを活かせません。
風に乗るために帆を準備する
今思いついたので、「船」でたとえてみましょう。
あなたは小さな船に乗って航海をしています。
推進手段は原始的なオールで漕ぐ、というものです。
でも時間を作って材料を集め、帆を張る準備をします。
するといい具合に強い風が吹くときが来ました。
そこですかさず帆を張ると、船は一気に進むのです。
ここで言う帆とは「自分の強み」であり、風とは「社内異動のチャンス」です。
大事なことは、時間を見つけて帆を作り、日々メンテナンスしておくことです。
ということで、本日はこのへんで。
次回はこのチャンスを活かす考え方のキャリア論的なお話をしたいと思います。
^U^
ひとことポイント
・「時代の潮流」と「自分の得意」が合わさるところで準備を進めておき、チャンスが到来したら一気に動いてものにする
コメント
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